第2回UEC杯5五将棋大会が8日後に迫る

第2回UEC杯5五将棋大会が8日後の12月7日(日)に行われます。トップページによれば、あすの予定であった申込締切が3日延びたようですので、参加しようかどうか現在お悩み中の方もひとつどうぞ。

5五将棋は9×9の普通の将棋に比べて場合の数がかなり少なく、トップクラスのソフトなら完璧に近いくらい読めるのでは? とつい思ってしまいますが、先日のGPW杯5五将棋大会2008で全勝が出なかったことから、まだ神の領域に達したものはないようです。まだチャレンジの余地は充分にあります。

第1回と同様、人間COMKIDSの各部門が行われます。詳しい内容は各ページをごらんください。KIDS部門についてはミニ大会が先日すでに行われています。コンピュータ将棋開発者の主なターゲットがCOM部門ということもあって、こちらは事前に紹介しそびれましたが、 KIDSも立派に5五将棋が指せるコンピュータ将棋ですので、こちらで培われた技術をCOM部門の強いソフトの開発に応用することもできるかもしれません。たとえば、遺伝的アルゴリズム(Genetic Algorithm, GA)で組み替えられた知識情報を使って探索順序を並べ替えると、最善手が上位に現れやすくなって早く枝刈りが起きるようになって探索速度が向上する、などということはありそうに思われます。

第2回UEC杯5五将棋大会は、第2回UEC杯コンピュータ囲碁大会に1週先立って行われますので、お間違えのないようご注意を(コンピュータ囲碁大会の日程は2日間です)。いずれも会場は西9号館3F AVホール(キャンパスマップ:No.40)です。そちらのGoogle地図9月の例会案内に貼ってあります。経路探索などにご活用ください。

3 Comments »

  1. 小宮 said

    まだ申し込んでなかったので申し込みました。
    並列探索を組み込みたいので間に合えばいいですが……

  2. >小宮さん

    9×9のやり方を5五に組み込むのでしょうか。間に合えば優勝かな?

  3. 第2回UEC杯5五将棋大会COM部門はK55が優勝

    前々回にお知らせした、第2回UEC杯5五将棋大会が12月7日に行われ、COM部門は柿木将棋の開発者、柿木義一さん開発のK55が全勝優勝しました。詳しい内容はこちらのリンクをご覧ください…

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