週刊将棋にて連載中の「第2回週将アマCOM平手戦」は、最新の6月9日号にて1回戦の5局の自戦記が掲載され、2回戦制で行われた計10局のうち半分の自戦記が掲載されました。現時点での戦績は発売中の最新号を購入して確認していただくことにしてここでは伏せますが、コンピュータ好調、とだけいっておきましょう。
コンピュータ将棋も、人間相手には時折スキを見せることがまだまだあるのですが、最近の棋力向上により、その弱点をつくことはますます難しくなっているようです。相対する東大将棋部チームのメンバーも真剣に対策を用意し、特に序盤作戦を練りに練っている様子が自戦記から伺えますが、一発勝負で狙い通りに運ぶことは、社会人チームをも破って日本一の座についているメンバーでも至難の業のようです。
来週号からは2回戦の自戦記の連載が開始されます。1回戦の持ち時間30分・秒読み60秒から、2回戦は持ち時間10分・秒読み30秒とかなりの早指しになります。また新しい展開、新しい内容の勝負が待ち受けるのか、楽しみですね。