Archive for 11月, 2020

初代電竜はGCT

第1回世界将棋AI 電竜戦は本日11月21日(日)に2日目が行われ、GCTA級リーグを6勝1敗2千日手、勝ち点7で1位となり優勝、規定により ”電竜” の称号を獲得しました。おめでとうございます。

B級リーグはDaigorilla∞koronプロジェクトが9戦全勝で並び、優勝決定戦が行われました。これに勝ったkoronプロジェクトがB級優秀賞を獲得しました。koronプロジェクトは若竜賞も獲得しました。

ほか、各賞については、公式発表をご覧ください。

本記事脱稿時点で表彰式が行われていますのでご覧ください。

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第1回世界将棋AI 電竜戦 1日目が終了、10チームがA級総当たりリーグへ進出

第1回世界将棋AI 電竜戦

追記 (2020/11/24): shotgun_sdt5についての記述の誤りがありました。コメント欄での指摘を受け、お詫びして訂正いたします。

第1回世界将棋AI 電竜戦はきょう1日目の10回戦を終了しました。順位はこちらにて発表されています。

1日目1位のみずうら王 with お多福ラボをはじめとする1日目の上位10チームが、2日目のA級総当たりリーグへの進出を決めました。11位以下のチームはB級リーグに進みます。あすの2日目は、A級の10チームによって優勝が争われますが、B級の優勝チームにも優秀賞が贈られるほか、各賞が用意されています。詳しくは電竜戦のページをご覧ください。2日目は各賞の行方にも注目が集まります。

全対局の棋譜は中継サイトの対局リストから閲覧できます。「基準ソフト」とされている第5回将棋電王トーナメント準優勝のshotgun_sdt5は1日目39位となっており、将棋AIの進化の勢いがまったく衰えていないことがわかります。あすの対局の中継もお楽しみください。

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世界将棋AI 電竜戦、来週に開催

世界将棋AI 電竜戦

来週11月21日(土)と22日(日)の2日間、オンライン将棋の世界大会「世界将棋AI 電竜戦」が開催されます。申込〆切は本日11月15日(日)となっておりますので、手続きがまだの方はお急ぎください。

世界将棋AI、とありますが、人間も参加可、合議も可、とフリースタイルの大会になっています。かつて毎年秋に行われていた将棋電王トーナメントが行われなくなり、現在は春の世界コンピュータ将棋選手権が年1回の主要な選手権となっていますが、それも今年は新型コロナウイルス (COVID-19) 感染拡大のため中止を余儀なくされました。一方、第30回世界コンピュータ将棋選手権の代替として世界コンピュータ将棋オンライン大会が急遽行われ、一応の成功をおさめたことから、有志により電竜戦実行委員会が発足。多数の参加者による4度の予行演習を経て、新たな秋の大会として電竜戦本大会の実現のはこびとなりました。

世界将棋AI 電竜戦には当協会も後援しています。持ち時間や手数制限など一部のルールが世界コンピュータ将棋選手権と異なっていますのでご注意ください。その他詳しい開催要領につきましては、電竜戦のページをご覧ください。4度の予行演習のときに指された対局の棋譜などもそちらのページで見ることができます。

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今年はコンピュータ将棋協会11月オンライン例会が行われます

ゲームプログラミングワークショップ2020は現在、参加申込受付中です。申込受付〆切は11月9日(月)。今年はオンライン開催です。

近年、11月にはゲームプログラミングワークショップが行われる関係で当協会の例会は「奇数月開催」の例外として開催を見送られてきました。しかし、今年は新型コロナウイルス疾患 (COVID-19) の感染リスク回避のためオンライン開催の実績ができ、またゲームプログラミングワークショップ2020自体もオンラインとなって、外出の労が不要となりました。この状況を活かし、今年はオンラインにて、久しく行われなかった11月例会を開催することといたします。

  • 日時: 11月7日(土) 15:00~

今年5月、7月、9月の例会と同じくZoomミーティングによる開催となります。URLなどZoomミーティング参加に必要な情報は、メーリングリストをご覧ください。

コンピュータ将棋協会の例会には、コンピュータ将棋協会の会員であればどなたでも事前申込なしに参加していただけます。入会につきましては、コンピュータ将棋協会の案内をご参照ください。

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