Archive for 4月, 2010

5月2日から第20回世界コンピュータ将棋選手権

第20回世界コンピュータ将棋選手権が、いよいよ4日後に迫ってまいりました。今年は例年と異なり、5月2日~4日に行われます。決勝リーグが行われる4日には大盤解説会が開かれます。←詳しくはリンク先をご覧ください。今年はこちらのご案内ページが当ブログよりもずっと気合入ってます(笑)。


より大きな地図で 電気通信大学西9号館 を表示


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地図は、ご案内ページもしくは上の地図のうちわかりやすい方をお使いください。こちらの地図では、ピンマークをクリックして乗換案内をご利用されるとよいでしょう。

昨年は会場の都合から、解説会への入場に制限がかかってしまいましたが、今年は制限なし・無料・選手権後の懇親会への当日申し込みも可、ということで、皆様ぜひお越しください。東京近郊にお住まいの方なら、当日ふと思い立ってご覧になることも可能でしょう。素晴らしい戦いをともに堪能いたしましょう。

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第14回コンピュータ将棋オープン戦はボンクラーズが優勝

先日お知らせした、第14回コンピュータ将棋オープン戦は、ボンクラーズが4戦全勝で優勝しました。おめでとうございます。

棋譜はライブ中継サイトで、Twitterコメントとともに見ることができます。

今回はアマチュア強豪の今泉健司さんが参加されました。その今泉さんをGPS将棋が破ったときには、Twitterでも感嘆の声が上がりましたが、そのGPS将棋も2敗してしまうという非常にハイレベルなオープン戦でした。このオープン戦は人間の参加も歓迎しておりますので、この恐怖のリーグに参加されたい方は、来年2月に次回が行われる予定の次回オープン戦をお待ちください。

コンピュータ将棋も前哨戦を終え、来月はいよいよ第20回世界コンピュータ将棋選手権。今日の内容を見て、ますますそのレベルの高さが期待されます。

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日本将棋連盟への挑戦状

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今秋、プロ棋士とコンピュータ将棋の公式対局の開催が決まりました。情報処理学会による並列計算機での合議アルゴリズムの挑戦を、日本将棋連盟の代表として清水市代女流二冠が受けて立ちます。

プロ棋士とコンピュータ将棋の対局は、2007年3月の渡辺明竜王Bonanzaの対戦以来3年ぶり。また女流棋士とコンピュータ将棋の対局は、2006年1月の岩根忍女流ニ段激指以来4年ぶりです。コンピュータ将棋としては、3年前に渡辺竜王に敗れたときの、日本将棋連盟の女流棋士としては、4年前に激指に敗れたときの雪辱を果たしたいところでしょう。詳しくは、情報処理学会プレスリリース(上の挑戦状にもリンクしています)、および日本将棋連盟プレスリリースをご覧ください。

4/3(土)追記: 挑戦状に関するFAQによれば、合議の実験に参加するコンピュータ将棋としてGPS将棋Bonanza激指YSSTACOS柿木将棋の名前が挙がっています。せっかくですので、リンクしておきます。

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