Archive for 5月, 2023

コンピュータ将棋協会5月オンライン例会のお知らせ

5月のコンピュータ将棋協会例会(隔月)は、通常と同じく第2土曜日に開催されます。今回も、新型コロナウイルス感染症 (COVID-19) の対策として2020年5月例会から始まったオンライン開催となります。

2020年5月以降の例会と同じくZoomミーティングによる開催となります。URLなどZoomミーティング参加に必要な情報は、メーリングリストをご覧ください。
コンピュータ将棋協会の例会には、コンピュータ将棋協会の会員であればどなたでも事前申込なしに参加していただけます。入会につきましては、コンピュータ将棋協会の案内をご参照ください。また、上記以外でアジェンダをお持ちの方は、事前にメーリングリストなどで共有いただけますと幸いです。

会員の皆様のご参加をお待ちしております。

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第33回世界コンピュータ将棋選手権はdlshogi with HEROZが2連覇

会場(川崎市産業振興会館)とオンライン(インターネット)とのハイブリッドで開催された第33回世界コンピュータ将棋選手権は5月5日(金・祝)に7回戦の決勝総当たりリーグ戦が行われ、dlshogi with HEROZが6勝1敗の成績をおさめて前回選手権に続き優勝株式会社サードウェーブ提供のドスパラポイント50万円相当を獲得しました。HEROZチームの皆さん、おめでとうございます。

dlshogi with HEROZは決勝リーグ5回戦のW@nderER戦にて黒星となり最終7回戦の開始時点ではW@nderERを追う立場でしたが、7回戦でやねうら王W@nderERに勝利し、Ryfamateとの7回戦に勝利したdlshogi with HEROZの優勝が決まりました。

準優勝は同じく6勝1敗ながら、(dlshogi with HEROZとの直接対決で敗れていたため)勝利した相手の勝ち点数の合計の差によりやねうら王W@nderERは5勝2敗の3位でした。これ以降の決勝リーグの最終順位は決勝リーグ戦の結果をご確認ください。ここまでの模様は、コンピュータ将棋選手権ネット中継にてリアルタイムにまとめられました。

閉会式では各賞の表彰も行われました。電気通信大学 エンターテイメントと認知科学研究ステーション提供の独創賞決勝リーグ4位のRyfamate、同新人賞は同6位の東横将棋が受賞しました。また、指し手の思考部を(他者のプログラムやデータに頼らず)オリジナル開発している参加者が対象のフロムスクラッチ表彰の1位は全体順位17位(二次予選17位)のNoviceが1位でした。フロムスクラッチ表彰の上位については、こちらでご確認ください。閉会式までの模様は、【LIVE実況:決勝リーグ】第33回 世界コンピュータ将棋選手権 公式にてYouTube生配信されました。今後もアーカイブが見られます。

閉会後はコロナ禍以降見送られていた懇親会が4年ぶりに現地で開催され(ハイブリッド懇親会)、大いに盛り上がりました。

今選手権の対局のすべての棋譜は、第33回世界コンピュータ将棋選手権 ライブ中継(およびJavaScriptによる同時表示版)にて生中継され、今後も閲覧できます。

最後に、決勝リーグの最終順位順の結果をどうぞ。

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第33回世界コンピュータ将棋選手権二次予選、8チームが決勝リーグ進出

会場(川崎市産業振興会館)とオンライン(インターネット)とのハイブリッドで開催されている第33回世界コンピュータ将棋選手権は5月4日(木)に二次予選が行われ、28チームが10の予選通過枠を争いました。

二次予選は7勝1敗1分のdlshogi with HEROZが1位、7勝2敗のRyfamateが2位、6勝1敗2分のやねうら王が3位。続く勝ち点6の4チームはタイブレークのわずかな差でW@nderERが4位、初出場で一次予選から参加のアストラ将棋が5位、東横将棋が6位、二番絞りが7位。8位には勝ち点5でソルコフが最大だった大将軍が入りました。以上の8チームが二次予選を通過し明日の決勝リーグへの進出を果たしました。以降の順位は二次予選の順位表をご覧ください。

明日はこの8チームで優勝を争う栄光の決勝リーグ総当たり戦が行われます。本日に引き続き、棋譜インターネットライブ中継と、YouTube配信が行われます(決勝リーグの中継はこちら)。Twitterアカウントはこちら。ハッシュタグは “#wcsc33” または “#csalive” です。またコンピュータ将棋選手権ネット中継ブログの更新も行われています。

最後に、二次予選の最終順位順の結果をどうぞ。

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第33回世界コンピュータ将棋選手権開幕、10チームが二次予選進出

昨年に続き会場(川崎市産業振興会館)とオンライン(インターネット)とのハイブリッド開催となった第33回世界コンピュータ将棋選手権は5月3日(水)に一次予選が行われ、28チームが10の予選通過枠を争いました。

一次予選は1位が8戦全勝のアストラ将棋、2位が7勝をあげたねね将棋、6勝をあげた3〜5位は順にponkotsuHoneyWaffleなのは(順位はソルコフによる)、5勝をあげた6〜9位は順にbaron十六式いろは煌(きらめき)将スタ君いちびん(順位は6、7位がソルコフ上位、8、9位はソルコフ同点で勝った相手の勝ち点による)、そして4勝をあげた8チームの中からソルコフが最上位だったAri Shogiが10位に入り、以上の10チームが一次予選を通過し明日の二次予選への進出を果たしました。

明日は、この10チームと、一次予選をシードされた18チームの計28チームによって、明後日の決勝リーグへの進出枠8を争う過酷な二次予選が行われます。本日に引き続き、棋譜インターネットライブ中継と、YouTube配信が行われます(二次予選の中継はこちら)。Twitterアカウントはこちら。ハッシュタグは “#wcsc33” または “#csalive” です。またコンピュータ将棋選手権ネット中継ブログの更新も行われています(前回記事でリンクを設置していませんでした)。

最後に、一次予選の最終順位順の結果をどうぞ。

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あすから第33回世界コンピュータ将棋選手権、ハイブリッド開催

追記(5/3): コンピュータ将棋選手権ネット中継のリンクを追加しました。

第33回世界コンピュータ将棋選手権が、あす5月3日(水・祝)〜5日(金・祝)の3日間にわたって開催されます。昨年の前回選手権に続き、インターネット上に設置した対局サーバを用いて、オンラインでの参加と川崎市産業振興会館からの参加の両方を可能とした、ハイブリッド(混合)開催となります。

今年も棋譜インターネットライブ中継が行われます。YouTube配信も例年通り連日行われる予定です(一次予選二次予選決勝リーグ)。Twitterアカウントはこちら。ハッシュタグは “#wcsc33” または “#csalive” です。また、コンピュータ将棋選手権ネット中継ブログ川崎市産業振興会館からの更新が行われる予定です。

新型コロナウイルス感染症 (COVID-19) の世界的な感染拡大の影響は未だにありますが、今年は会場での立食パーティーがひさしぶりに開催される予定です。一方で、会場への来場が難しい環境の開発者も参加できるようオンラインとのハイブリッドも続けます。今回はどんな勝負が見られるでしょうか?

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