Archive for 12月, 2007

一般向けTV番組に登場する将棋の局面

すでに放映から半月経ってしまいましたが、毎日放送制作のテレビ番組、情熱大陸、佐藤康光棋聖・棋王が登場しました。多くの将棋ファンがご覧になったと思いますが、将棋の局面の解説が何度かありましたね。将棋番組でもないのに意外に何度も解説が入るものだ、と当ブログ主は思いました。皆さんはいかがですか?

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第18回世界コンピュータ将棋選手権 参加者募集のお知らせ

第18回世界コンピュータ将棋選手権の募集を開始いたしました。

当ブログでも、情報発信やご質問の受付を行います。コメント欄を通じてお気軽にお問い合わせください。
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コンピュータ5五将棋ブームの訳

すでにお伝えしているとおり、GPW-07では通常のコンピュータ将棋大会と同時にコンピュータ5五将棋大会コンピュータ9路盤囲碁大会が開催されていました。当ブログ主は当日、GPW杯コンピュータ将棋大会の作業にかかりきりで、5五将棋の様子も見てはいたものの対局の内容がほとんど見られませんでした。というわけであまり話題にしてこなかったのですが、GPW-07に続いて第1回UEC杯5五将棋大会(UEC55-2007)も開催され、ようやく棋譜も公開されはじめましたので、改めてご紹介いたします。

特筆すべきは、 GPW杯コンピュータ5五将棋大会の10チームに続いてUEC杯5五将棋大会COM部門にも14チームもの参加があったことです。14チームのうち6チームは世界コンピュータ将棋選手権でおなじみのチームの5五将棋バージョン。このため、5五将棋からコンピュータ将棋をスタートした参加者にとってはハードルの高い大会になったようです。通常の9九マスの将棋に比べて場合の数が非常に少ない5五将棋が、なぜこれほどコンピュータ将棋界の関心を集めたのか、いくつかの証言をもとに想像してみます。そこにはいくつか合理的な理由があり、プロゴルファーがパターゴルフ大会に大挙押しかけたかのようなイメージでとらえない方がよさそうです。

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コンピュータ将棋専用機がやってくる

現存するコンピュータ将棋のほとんどは、パソコンソフトとして開発されています。しかし将棋もほかのアプリケーションと同様、汎用コンピュータ用のソフトとして作るよりも、将棋専用のハードウェアを製造した方がはるかに高い性能が出せます。コンピュータチェスの世界では、10年前に大規模なチェス専用ハードウェアが人類のチャンピオンに勝利しました。あの、ディープ・ブルーです。

IBMが開発したスーパーコンピュータとして知られるディープ・ブルーですが、その最大の強みはスーパーコンピュータの汎用的な並列処理能力ではなく、チェス専用のLSIを備えていたことでした。 Read the rest of this entry »

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ボナンザ開発者・保木さんのテレビインタビュー

ご紹介が遅れてしまいましたが、CS放送日テレG+の番組どれどれトークにて、ボナンザの開発者である保木邦人さんのインタビューが11月23日に放映されました。この模様が、YOMIURI ONLINE内のG+映像どれどれトークで見ることができます。ただし、間もなく見られなくなってしまうかもしれません。

読売新聞制作の番組だけあって、3月にボナンザ対戦した渡辺竜王のインタビューも番組中に挿入されています。番組の内容はボナンザと保木さんをひととおり紹介する手堅いインタビュー…と思いきや、保木邦仁の歴史と書かれたフリップの紹介が劇的に大ざっぱだったのが個人的にウケました。

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