「情報処理」といえば、世界コンピュータ将棋選手権の特集が掲載されている情報処理学会の学会誌として、当ブログでも毎年紹介していますが、今回は情報処理学会創立50周年記念事業「清水市代女流王将vs.あから2010」が行われた後ということで、この1戦の成果の解説が最新号に掲載されます。あから2010開発者側からは無論のこと、挑戦を受けて立った日本将棋連盟からも多数の解説陣が執筆しており、これは将棋、コンピュータの両関係者にとって必読の内容が期待できそうです。
「情報処理」は今まで会員向けの非売書籍に近い扱いだったため、当ブログでも紹介に苦労していたのですが、今年からはamazon.co.jpをはじめ複数の一般書籍販売サイトで容易に購入できるようになったようです。購入先の情報については、情報処理学会のプレスリリースをご覧ください。
2月号は2月15日発売ということで、前回記事と異なり当ブログ主もまだ読んでおりませんので、現時点では書評を書くことはできませんが、学術的発表としても戦史としても意義深いものとなると思われます。書籍販売サイトにてすでに予約受付も行われておりますので、情報処理学会の会員でない方は是非お申し込みを。