当ブログにて昨年末にご紹介したとおり、来週1月14日(土)に、日本将棋連盟会長を務める米長邦雄永世棋聖(2003年に現役引退)とボンクラーズの対局が行われます。
日本将棋連盟プロ棋士とコンピュータ将棋との公式対局は将棋電王戦と名づけられ、今回の米長永世棋聖との対局が第1回(昨年末の対局はプレマッチです)、続く第2回が2013年中に行われ、日本将棋連盟からは船江恒平四段が出場することも最近、発表されました。将棋電王戦は今後、毎年行われる棋戦となることが期待されます。
この対局の大盤解説会が当日、2会場にて行われることも発表されています。ひとつは9時50分より原宿ニコニコ本社サテライトスタジオにて、渡辺明竜王と矢内理絵子女流四段による解説会が行われます。入場無料で現地集合、詳しくはニコニコ動画の番組情報をごらんください。この模様は、インターネットのニコニコ生放送にて9時50分から放映されます。もうひとつは、11時より、JR新橋駅(東京)日比谷口(西側)のSL広場にて行われます。飯塚祐紀七段と西尾明六段が解説を担当します。参加申込方法や入場料については情報がありませんが、恐らく申込手続き不要、入場無料と思われます。両方の解説を所望される方は、新橋にお出かけしつつ、ネット番組をタイムシフト予約されるのがよいでしょう。
また、1月8日(日)17時から、直前番組「決戦目前 米長邦雄が将棋電王戦を語る」が同じくニコニコ生放送にて放映されます。番組では将棋電王戦に挑む米長永世棋聖の意気込みに加え、第2回以降の将棋電王戦に関する情報も明かされることと思われますので、コンピュータ将棋ファンにとってはこちらも必見です。
ニコニコ生放送の試聴にはニコニコ動画のアカウントが必要です。アカウントをお持ちでない方はこの機会に手続きをお奨めします。また、直前特番として他にも第21回世界コンピュータ将棋選手権の再放送、清水市代女流王将(当時)vs.あから2010の再放送などもあります。見逃してしまった方はこちらもチェックしましょう。