今年も年の瀬となり、2019年5月に開催される第29回世界コンピュータ将棋選手権の参加者募集が例年通り開始されています。申込受付は来月1月末日までです。
「フィッシャークロック・ルール」である点は前回と変わりませんが、後述の通り初期持時間と加算時間、および打ち切り手数が変更になっておりますのでご注意ください。開催日時は5月3日(金、祝)〜5日(日、祝)です(曜日を除いて例年と同じ日付)。会場が川崎市産業振興会館である点は過去3回と同じです。また、使用可能なライブラリの登録期限が募集期間中の1月15日である点も前回と同様です。
前回から変わった点のうち主なものを簡単に列挙しておきます。詳細は、参加者募集のお知らせをご確認ください。
- フィッシャークロックルールの初期持時間が15分に増える一方、1手ごとの加算が5秒に減少しました(第24条第3項)。
- 引き分けとなる手数が256手から320手に伸びました(第27条第3項)。
- 3位までのチームにドワンゴ賞を贈呈します。
- ライブラリ不使用者の上位5チームを表彰します。
- アピール文書について、決勝進出者は、選手権終了後2週間以内に、A4サイズ2ページの文書の提出を求めることとします。
今回も会場の9階にてイベントを企画していますが、内容については検討中です。
多数の参加者・観戦者をお待ちしております。