コンピュータオリンピアード、2013年は横浜開催

今年のコンピュータオリンピアード(一部資料中ではコンピュータオリンピック)は、2大会ぶり2度目の日本開催となります(2012年は開催がなかったため年次としては3年ぶり)。今年4月24日、記者会見にて国際頭脳スポーツフェスティバル2013パシフィコ横浜で開催されることが発表され、この中で行われるイベントのひとつとして国際頭脳スポーツコンピュータオリンピアードが行われることが明らかにされました。

競技種目に将棋が含まれること、世界コンピュータチェス選手権ゲーム情報学国際会議と同時開催されること、などは例年のコンピュータオリンピアードと同様ですが、今回は国際頭脳スポーツオリンピック、すなわち人間のゲーム競技会も国際頭脳スポーツフェスティバル2013の傘下で同時に行われます。予定されている競技種目は30を数え、日本では空前の規模のイベントになりそうです(ただし現時点では情報が少なく、不明点も多くあります)。

将棋を含むコンピュータオリンピアードの各競技への参加申込は、こちらで受け付けているようです。コンピュータ将棋大会については、第20回世界コンピュータチェス選手権のルール(PDF, 英語。ICGAのニュースリリースからたどることができます)に含めて書かれています。参加費等の情報が含まれています(6月30日までに参加を申し込むとアーリーエントリーの参加費優遇がありますが、その後は倍額となるようです)。

国際頭脳スポーツコンピュータオリンピアードの開催期間は、国際頭脳スポーツフェスティバル2013の日程となっている8月14日(水)~18日(日)よりも少し早く始まる12日(月)~18日(日)です(うち将棋については、16日(金)~17日(土)の2日間、予備日として18日(日)が予定されているそうです)。会場のパシフィコ横浜は毎年CEDECが行われる場所ですが、国際頭脳スポーツフェスティバル2013今年のCEDECより少し前に行われますので混同しないように注意してください。

第2回電王戦の興奮まだ冷めやらぬ昨今、またコンピュータ囲碁でも第1回電聖戦が行われた今年、この一大イベントが日本で行われるのは絶好のタイミングと思われます。何より世界的なゲームイベントの貴重な機会、是非多くの参加・観戦を。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です