コンピュータ将棋協会7月例会のお知らせ

コンピュータ将棋協会7月例会が、今週末に開催されます。

今回は、アマチュア将棋界を代表するお2人の強豪、清水上徹さんと、加藤幸男さんをお招きする予定です。清水上さんは、情報処理学会全国大会での激指との特別対局とパネル討論、加藤さんは、第16回第17回世界コンピュータ将棋選手権にて優勝者とのエキシビション対局、という形で、すでにコンピュータ将棋への貢献があることは、すでに周知のことでしょう。また、昨年のボナンザ発売記念イベントではお2人揃って記念対局に臨んでおられます(対局は、すべて清水上さん、加藤さんの勝利)。

清水上さんは、小学生名人中学生名人高校竜王学生名人の各世代タイトルを総なめしたのをはじめ、激指が出場した2005年のアマチュア竜王戦など、数々の全国優勝の経験者。加藤幸男さんは、先日初防衛を果たした朝日アマチュア名人高校名人高校竜王学生名人の世代タイトルのほか、清水上さんの前年にアマチュア竜王戦に優勝するなど、これまた全国タイトル多数。例会では、コンピュータ将棋の発展にとって貴重な示唆をお2人からいただけることを期待しましょう。

コンピュータ将棋協会の例会は2ヶ月に1度行われており、コンピュータ将棋協会の会員であればどなたでも事前申込なしに参加していただけます。入会については、こちらをご参照ください。なお、初めて出席される方は、念のためキャンパスマップを持参されることをお奨めいたします。

また、例会恒例となりました対局サーバテストを今回も実施いたします。参加ご希望の方は、将棋プログラムがインストールされた、イーサネットへの接続が可能なPCをご持参ください。事前のお申し込みは不要です。ログイン名の登録がお済みでない方は、当日の設定を受け付けます。次回以降の選手権出場を目指している方も、お気軽にお申し出ください。

例会への多数のご参加をお待ちいたしております。

1 Comment »

  1. 例会了。今回は将棋界で活躍されている方々が多数参加され、選手権エキシビションの感想戦をはじめ、コンピュータ将棋の客観的な評価をいろいろと伺うことができました。またゲスト以外にも初参加の方がおられ、空模様とは裏腹に新鮮な雰囲気の例会でした。
    コンピュータ将棋が井の中の蛙になってしまっては、進歩も鈍りますし、何よりコンピュータ将棋開発者に満ち溢れるエネルギーを小さな器に充満させるだけではもったいない。コンピュータ将棋にはもっと社会性があっていいと思います。当ブログは、広い世界へのアクセスの窓口を目指します。

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