第19回世界コンピュータ将棋選手権者はGPS将棋

第19回世界コンピュータ将棋選手権は、ライブ中継のページコンピュータ将棋選手権ネット中継ブログにて報じられたとおり、GPS将棋が初優勝。3日間の詳細は上記ページをご覧ください。

前回は優勝した激指、準優勝の棚瀬将棋がともにエキシビション対局で勝利して話題になりましたが、今回はその激指を含む決勝シード3チームがすべて負け越すという、かつてない下克上の様相となりました。今回の上位3強のこれまでの最高成績は6位。もはや人間のエキスパートがびっくりするような将棋を指せるコンピュータ将棋は1つや2つではないのです。選手権は今や2次予選の時点で信じられないほど過酷な争いになっています。また、3位の文殊Bonanzaライブラリによる合議システムで成果を挙げ、技術を共有することの威力を示しました。コンピュータ将棋の技術はもはや広く普及しています。

優勝したGPS将棋の詳細がレポートされました(適宜、追記しています)

以下、決勝リーグの現地観戦記です。皆さんお疲れさまでした。

以下はニュースへのリンクです。

3 Comments »

  1. かをる said

    動画で観戦していましたが、熱戦続きで素晴らしかったです。大会運営に関わった多くの方々に感謝です。

    一つ不勉強な質問をさせていただきたいのですが、動画ではMac OSXの画面を写されていましたよね? 使っていた棋譜管理ソフトは何というものなのでしょうか。あんなに綺麗なレイアウトのソフトを初めて見ました。

  2. >かをるさん

    Mac OSXの現地中継は、「臥龍」開発者の高田さんのソフトを使っています。一般的な用途のソフトではありませんが、こちらのサイトでも高田さんのソフトがいろいろ公開されていますので、臥龍のページで一般向けに公開していただけるようお願いしてみてはいかがでしょう。

  3. かをる said

    >山田さま

    さっそくのご教示ありがとうございます。難しいことはよく分からないのですが、あれは棋譜管理ソフトではなく、通信ソフトなのですね。インターフェースの美しさにしびれました。高田さまもお忙しい方かと思いますが、一言メッセージを送ってみます。本当にありがとうございます。

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