Archive for コンピュータ将棋

コンピュータ将棋が産んだ定跡

当ブログでは紹介するタイミングを逸してしまった感がありますが、最近とくにユーザが増えたTwitterにて、GPS将棋大槻将棋Bonanzaつぶやきが見られます(大槻将棋Bonanzaは最近お休み中?)。3者とも、プロの重要な対局がネット中継されている日に、実戦に沿った読み筋を披露すべく現れます。3月16日、17日に行われた第59期王将戦第六局でもつぶやいていたGPS将棋、初日に華麗な読み筋を披露しました。5手目に目を見張る手が現れます

この手は王将戦中継ブログ驚愕の手順として採り上げられました。手の意味が詳しく解説されていますので、中継のページで並べながらお読みください。

この手はタイトル戦の実戦では現れませんでしたが、この新手は今後のプロの将棋に大きな影響を与えそうです。 Read the rest of this entry »

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コンピュータ将棋協会3月例会のお知らせ

3月のコンピュータ将棋協会例会(隔月)はいつも通り第2土曜日。第20回コンピュータ将棋選手権の会場と同じ場所で開催されます。今回は年1回の総会が行われます。


より大きな地図で 電気通信大学西9号館 を表示


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恒例の対局サーバテストは、選手権本番を想定したテストを兼ねる予定です。参加ご希望の方は、将棋プログラムがインストールされた、イーサネットへの接続が可能なPCをご持参ください。事前のお申し込みは 不要です。ログイン名の登録がお済みでない方は、当日の設定を受け付けます。特に、世界コンピュータ将棋選手権に出場される方のご参加をお待ちしております。

3/10追記: テスト参加数が増えた場合、ミニ大会を行う予定です。

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「コンピュータは七冠の夢を見るか?」第4回は探索

将棋世界 2010年 04月号 [雑誌]

月刊将棋世界の連載「コンピュータは七冠の夢を見るか?」の第4回は、探索をテーマとして4月号に掲載されました。実際の局面を例題にして、将棋を指す人がイメージしやすいように説明されているのはこれまでと同じ。コンピュータがどのように探索を実行するか、枝刈りの工夫や課題は、といった話題を採り上げています。

コンピュータ将棋が七冠の夢を見ている現代では忘れてしまいそうな、指し手を絞ることの難しさや、水平線効果が主題になっており、このあたりはコンピュータ将棋開発者ならおなじみの課題、といったところでしょうか。ところで、「パスによる枝刈り」はアルファベータ枝刈りのアルゴリズムが前提なのですが、今回の6ページにはその部分は含まれませんでした。このあたりは次回以降のお楽しみかもしれません。

コラムでは、マルチコアの技術が紹介されています。有名な「√N仮説」で並列探索の難しさが説明されていますが、最近はもっと効率を上げている、という声もあり、ここは議論を呼びそうです。

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「コンピュータは七冠の夢を見るか?」第3回は学習の課題

将棋世界 2010年 03月号 [雑誌]

月刊将棋世界の連載「コンピュータは七冠の夢を見るか?」の、第1回第2回に引き続く、3月号掲載の第3回の紹介です。今回は、2月号の第2回における「ボナンザメソッド」による評価関数の学習の成果を評価する内容から一転、学習の課題を採り上げています。

記事中で紹介されているとおり、「丸山スペシャル」は、第15回世界コンピュータ将棋選手権の実戦に現れたものです。世界コンピュータ将棋選手権の棋譜は、当協会のコンピュータ将棋 各種大会 棋譜集で入手することができます。丸山将棋は、この特殊な戦法を第15回選手権の2次予選で3局試み、1勝1敗1千日手の結果を残しています。なお、この指し方が世界コンピュータ将棋選手権で最初に現れたのは、第7回選手権予選のスーパー将棋 – IS将棋戦です。この棋譜も棋譜集のページで入手できますので、興味のある方はごらんください。この指し方を最初に考案し、世界コンピュータ将棋選手権実践したのは、スーパー将棋の開発者の黒田久泰さんですので、そのことにこだわるなら、この指し方は黒田スペシャルと名づけるべきかもしれません。

今回の記事は、161ページの図など、いささか極端と思われる局面で誤った形勢判断をしてしまう、というコンピュータ将棋の問題点を指摘しています。これらの課題を克服できなければ、コンピュータが人智に勝つことはできない、ということが、丁寧に説明されています。

記事では、GPS将棋が指し始めた新しい囲いや、floodgateの紹介も紹介されています。


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第13回コンピュータ将棋オープン戦は激指が優勝

open13

先日お知らせした第13回コンピュータ将棋オープン戦は、激指が4戦全勝で優勝しました。おめでとうございます。

棋譜はライブ中継サイトで見ることができます。今回のライブ中継では、Twitterとの連携を試みてみました。今後も少しずつ工夫を重ねていきたいと考えております。

次回オープン戦は4月4日(日)開催の予定です。今回見送られた方々の参加もお待ちしております。

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