Archive for コンピュータ

あすから第34回世界コンピュータ将棋選手権

第34回世界コンピュータ将棋選手権が、あす5月3日(金・祝)〜5日(日・祝)の3日間にわたって開催されます。一昨年の前々回選手権、昨年の前回選手権に続き、インターネット上に設置した対局サーバを用いて、オンラインでの参加と川崎市産業振興会館からの参加の両方を可能とした、ハイブリッド(混合)開催となります(ただし決勝進出チームは現地に集います)。

今年も棋譜インターネットライブ中継全対局一覧版)が行われます。YouTube配信も例年通り連日行われる予定です(一次予選二次予選決勝リーグ)。Xアカウントはこちら。ハッシュタグは “#wcsc34” または “#csalive” です。また、コンピュータ将棋選手権ネット中継ブログ川崎市産業振興会館からの更新が行われる予定です。

会場への来場が難しい環境の開発者も参加できるようオンラインとのハイブリッドも続けますが、今回からは決勝リーグ進出チームには来場をお願いし、会場での立食パーティーにも参加していただける予定です。

今回はどんな勝負が見られるでしょうか?

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第2回マイナビニュース杯電竜戦ハードウェア統一戦はBURNING BRIDGESが優勝

電竜戦

前回の記事にて紹介いたしました、第2回マイナビニュース杯電竜戦ハードウェア統一戦決勝戦がさる3月17日(日)に行われ、二番勝負および決着局一局の結果、BURNING BRIDGESが優勝、賞金50万円を獲得しました。おめでとうございます。

第4回世界将棋AI電竜戦に引き続いて先手の初期持ち時間が後手の半分、というハンディキャップの導入により先手の有利さの緩和をはかったにもかかわらず先手有利の傾向が変わらない…と思われた第2回マイナビニュース杯でしたが、決勝第1局は先手有利といわれる角換わり定跡を後手番で巧みに外したBURNING BRIDGESが優位を拡大して勝ち、決勝第2局は中盤早々に桂損したものの飛車を捕獲し強力な反撃を決めた後手番の水匠が勝って、後手番の連勝という意外な展開を見せました。二番勝負が1勝1敗となったため行われた決着局は水匠が先手番となり、角換わり定跡の通りの攻め合いの結果100手足らずで先手勝勢となりましたが、後手のBURNING BRIDGESが大きな駒損を背負いつつも粘り続け、300手を過ぎ双方入玉した時点で先手に持将棋勝利宣言の条件を充分に満たす戦力を奪われていたにもかかわらずその後も先手にプレッシャーをかける指し手を続け、ついに「敵陣に10枚」という持将棋勝利宣言の条件を先手に満たさせないまま512手(時間調整のための冒頭4手を除くと508手)まで指し続けました。この結果、手数規定により引き分け、通算成績は双方の1勝1敗1引き分けとなりましたが、引き分けは先手0.4勝、後手0.6勝という予選からの規定により、引き分け局の後手番だったBURNING BRIDGESが上回り優勝となりました。

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第2回マイナビニュース杯電竜戦ハードウェア統一戦、きょう決勝二番勝負

電竜戦

前々回の記事にてご紹介いたしました第2回マイナビニュース杯電竜戦ハードウェア統一戦の決勝トーナメントは、準決勝までを勝ち残った水匠BURNING BRIDGESが、きょう13時から決勝戦を戦います。

決勝戦はトーナメント準決勝までと異なり、双方が先手と後手を1局ずつ持ち合う2局を戦います。電竜戦公式チャンネルによるYouTube配信が行われる決勝戦は、第1局と第2局の合間に講演の中継が行われます。2局の結果が1勝1敗で双方譲らなかった場合は、第2局の後に決勝局が行われます。

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第2回マイナビニュース杯電竜戦ハードウェア統一戦、あすから決勝トーナメント

電竜戦

当ブログが前回記事にてお知らせした、第2回マイナビニュース杯電竜戦ハードウェア統一戦は、1月21日に総当たりリーグ戦を終了し、上位8チームがノックアウト方式の決勝トーナメントに進出しました。

決勝トーナメントはあす2月4日(日) 21時に開幕局が行われます。この対局はYouTubeライブ配信で視聴することができます。トーナメント表や対局日程は、中継サイトをご覧ください。

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第2回マイナビニュース杯電竜戦ハードウェア統一戦、あす開幕

電竜戦

前々回記事にてお知らせいたしました通り、現在第34回世界コンピュータ将棋選手権の参加チームを募集中です。

前回記事にてお知らせいたしました通り、当協会1月例会は1月13日(土)開催です。

第2回 マイナビニュース杯電竜戦ハードウェア統一戦が、1月12日(金)に開幕します。開幕局は同日21時より電竜戦公式チャンネルにて生中継されます

第2回 マイナビニュース杯電竜戦ハードウェア統一戦は、スポンサーから提供された、スペックが統一されたコンピュータの上で、純粋にソフトウェアの技術力を競う将棋AIの大会です。第4回世界将棋AI電竜戦の上位と第4回電竜戦TSEC指定局面戦の上位から募った、それぞれ12チームと4チーム、計16チームで競われます。出場チームや統一ハードウェアのスペックなどの情報は、第2回 マイナビニュース杯電竜戦ハードウェア統一戦のページをご覧ください。

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