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第22回世界コンピュータ将棋選手権、激戦の末8チームが決勝へ

第22回世界コンピュータ将棋選手権は2日目の激戦が行われ、8チームが二次予選を通過し決勝リーグに進出しました。勝敗表は上記ページ、もしくは中継サイトで見られます。

今回の二次予選はシード枠が廃止されたことで、すべての強豪チームが勢ぞろいしました。そのためか、第1、第2局ではほとんどの対局を上位チームが制し、実績豊富な上位陣の強固さを示しましたが、局が進み対局者同士の実力が近づくにつれ徐々に波乱の度合を増していきました。その結果、昨年までなら二次予選免除枠内の地位であった一部強豪が決勝リーグ進出を逸するという激戦となりました。明日の決勝リーグ進出を果たしたのは、GPS将棋ponanzaツツカナPuella α激指、習甦、BlunderYSSの8チームでした。

今回からのシード枠廃止は、決勝進出枠が5しかない昨年までの制度があまりに狭き門だったために行われましたが、この苛烈な結果は、制度変更の意義を示したともいえます。

対局の内容については、棋譜ライブ中継サイトをご覧ください。ニコニコ動画では、最終日には昨年同様に解説会が見られるでしょう。Twitterはこちら。キーポイントはコンピュータ将棋選手権ネット中継ブログでチェックしましょう。また、最終日の東京は初日・2日目と異なり好天に恵まれそうですので、現地解説会に足をお運びください。

明日はいよいよ決勝リーグ。王者の行方はいかに。

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第22回世界コンピュータ将棋選手権開幕、8チームが二次予選進出

第22回世界コンピュータ将棋選手権は1日目が終了。8チームが一次予選を通過しました。勝敗表は上記ページ、もしくは中継サイトで見られます。

昨年は大震災の影響と思われる参加者の減少がありましたが、今年の参加者数は一昨年並みに戻りました。そして初出場7チームのうちSelene技巧、AWAKE、Apery、クマ将棋の5チームが予選通過という新旧交代の結果となり、昨年からのさらなるレベルアップを証明しました。ほかは、なのはGA将!!!!!きのあ将棋の実績のある3チームでした。

対局の内容については、棋譜ライブ中継サイトをご覧ください(初日はトラブルに見舞われて閲覧が一時中断いたしました。お詫びいたします)。映像については、今年からニコニコ動画で初日から最終日まで見られます。Twitterはこちら。キーポイントはコンピュータ将棋選手権ネット中継ブログでチェックしましょう。現地観戦をご希望の方は、案内ページで5月5日の旅行計画を。

明日は過酷な2次予選ですが、昨年までと異なり決勝シードがないためすべての実力者が集います。決勝進出枠は5から8に拡がりましたが、上位争いが一層レベルアップするのは間違いありません。

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あすから第22回世界コンピュータ将棋選手権

あす5月3日から、第22回世界コンピュータ将棋選手権が開催されます。今年はニコニコ生放送にて初日から3日間、中継が行われます(前回は3日目のみ)。棋譜の中継はこちらです。決勝リーグが行われる5日には例年通り現地にて大盤解説会が開かれます。


より大きな地図で 電気通信大学西9号館 を表示


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大盤解説会にご来場の際は案内ページを事前にご覧ください。事前申込不要で無料にて入場できます。地図は案内ページにもあります。こちらの地図では、ピンマークをクリックして乗換案内をご利用されるとよいでしょう。

今回の選手権の上位5位以内に入賞したチームは、2013年開催予定の第2回電王戦のコンピュータ将棋代表に推挙されることになっています。プロ棋士とも伍する超ハイレベルな戦いを、インターネット、もしくは現地にてご堪能ください。

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第18回コンピュータ将棋オープン戦はGPS将棋が優勝

本日行われた、第18回コンピュータ将棋オープン戦は、第17回に続きGPS将棋が4戦全勝で優勝しました。おめでとうございます。

棋譜はライブ中継サイトで、結果の星取はこちらでご覧いただけます。Twitterでは、#csaliveというハッシュタグからコンピュータ将棋オープン戦ライブ中継関連のツイートを見ることができます。

今回はコンピュータのほか、アマチュア強豪の今泉健司さんと、福山将棋倶楽部の皆さんの合議による参加がありました。今回は人間の方々も強さを見せましたが、25分切れ負けルールはやはり人間にとって過酷のようです。

来月に迫った第22回世界コンピュータ将棋選手権の前に行われるイベントはすべて終了。進化し続けるコンピュータ将棋、今回の選手権も必見です。

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第18回コンピュータ将棋オープン戦 参加者募集のお知らせ

来る4月14日(土)に、第18回コンピュータ将棋オープン戦を開催いたします。参加希望の方は電子メールでwcsc_apply@computer-shogi.org (担当:香山 健太郎)まで参加希望の旨お送りください。オープン先の模様はこちらでライブ中継される予定です。

今年の世界コンピュータ将棋選手権に申し込まれている方は、対戦機能のチェックの場としてご活用ください。なお、CSAプロトコルでのネットワーク対戦をされたことがない方は、選手権当日の混乱を避けるためにも、事前にCSAサーバにてテスト対局を行ってください。プロトコルや実装の詳細については、こちらをごらんください(floodgateCSAプロトコルに準じていますが、細かい部分が異なっています)。

これまでのオープン戦と同様、腕試し、プロトコル実装の確認、飛び入り参加を歓迎いたします。参加資格はCSA サーバプロトコルに対応していることで、人間が手動操作で参加することもできます。その場合、高田淳一さんが公開しているJava Appletや、将棋GUIソフト「将棋所」プチ将棋が利用できます。これらのソフトはfloodgateにも対応していますので、人間として参加されたい方は、この機会に練習を兼ねてfloodgateにもチャレンジされてはいかがでしょうか(人間参加には、ログイン名のガイドラインが示されています)。
ネットワークの状態によっては、時間切れ負けが不可避な場合も生じえますが、ご了承ください。

その他、スケジュールなど正式な開催要項については、参加者募集のお知らせをごらんください。

多数のご参加をお待ち申し上げております。第22回コンピュータ将棋選手権より前に行われるオープン戦は今回のものが最後になります。

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