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第3回電竜戦TSECはdlshogiが総合優勝

もう先月のことになってしまいますが、前々回の当ブログ記事にてお知らせした、第3回世界将棋AI 電竜戦TSECは先月7月9日(土)20:00から翌10日(日)にかけて予選12回戦(1回戦ごとに先後1局ずつ2局)、7月23日(土)20:00から翌24日(日)にかけてファイナル33回戦とB級リーグ33回戦(同2局)が行われ、ファイナルはdlshogi、B級リーグはch∀g∀m∀が総合優勝しました。おめでとうございます。

詳細は第3回世界将棋AI電竜戦TSEC指定局面戦 -中継サイトの「勝敗・順位表」欄をご覧ください。勝敗表中の対戦をクリックすると棋譜が見られます。今回は予選12回戦(先後1局ずつで計24局)と、指定局面のタイプ分けによる4部構成のファイナルおよびB級リーグ(居飛車部門、相振りB級戦法部門、ネタ部門、対抗系部門)が計33回戦(先後1局ずつで計66局)ずつが夜を徹し行われる長丁場でした。ライブ配信のアーカイブも観られますので、ぜひご覧ください。また、現在は電竜戦トップページにも今回の最終成績が掲載されています。

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第3回世界将棋AI電竜戦TSEC、7月9日・23日に開催

第3回世界将棋AI電竜戦TSEC指定局面戦が、来週7月9日(土)(20時頃〜翌日)に予選が、23日(土)(20時頃〜翌日)にファイナルが開催されます。TSEC (Top Shogi Engine Championship) は多数の指定局面戦、すなわち、将棋の初形からではなく指し手の進んだ特定の局面から開始する対局のリーグ戦からなるネット将棋大会で、すでに一昨年と昨年に第1回、第2回が開催されています。

当記事公開時点で参加者募集中ですので、まだ申し込んでいないコンピュータ将棋開発者の皆さんもふるってご参加ください。今回は定跡の使用を禁止するルールとなっていることにご注意ください。世界コンピュータ将棋選手権とは少し異なる、持ち時間5分、1手2秒加算(フィッシャークロック)、最大512手、先手千日手0.4勝・後手千日手後手0.6勝、のルールはこれまでの電竜戦と同じです。

プレスリリースも行われています。なおプレスリリース中、作家でライトノベル「りゅうおうのおしごと!」などの著者の白鳥士郎氏による講演は7月9日でなく23日(土)の誤りのようですのでご注意ください。併設される事前イベントのうち、三枚堂達也七段による指定局面検討会は先月19日に開催済でYouTube動画が公開されています。あす7月3日(日)には渡辺明名人による「将棋AIによる序盤研究とは?名人による将棋AI活用法」のライブ配信が行われる予定です。そして予選およびファイナルは将棋AI研究者や棋士などのメンバーによる座談会とともにライブ配信されます。

第3回TSEC予選の日は当協会7月例会の日の夜の開催となります。7月例会については、この記事の後お知らせいたします。

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第32回世界コンピュータ将棋選手権はdlshogi with HEROZが初優勝

新型コロナウイルス感染症 (COVID-19) の悪影響が和らぎつつある川崎市にて、オンラインと川崎市産業振興会館におけるオフラインとのハイブリッド開催となった第32回世界コンピュータ将棋選手権は5月3日(火・祝)〜5日(木・祝)に7回戦の決勝総当たりリーグ戦が行われ、dlshogi with HEROZが6勝1引分の成績をおさめて初優勝、株式会社サードウェーブ提供のドスパラポイント50万円相当ほか各賞を獲得しました。HEROZチームの皆さん、おめでとうございます。

優勝決定戦となった決勝リーグ最終7回戦は、終盤難解ながらも先手の二番絞りが優勢と見られていましたが、しぶとく二番絞りの攻めをかわし、わずかな隙を突いて寄せを決めたdlshogi with HEROZが176手で逆転勝利をおさめました。2位と3位には二番絞りやねうら王が続きました。2位と3位の両者の成績は勝点、ソルコフ等を含めてまったく同じ成績で並んでおり、また直接対決は引き分けのため、二次予選順位の差によって二番絞りが2位となりました。

また独創賞prelude新人賞S.Lightweight-EFと、ともに初出場チームが受賞しました。フロムスクラッチ表彰は1位から順にNoviceなのは習甦きのあ将棋CGPの順となりました。

開会式および閉会式ではCSA賞等、各賞の表彰も行われました。上記以外の各賞、賞金等は第32回世界コンピュータ将棋選手権特設サイトをご覧ください。

今回の選手権の内容は、第32回世界コンピュータ将棋選手権 ライブ中継で残された棋譜を今後もご覧いただけます。動画については、YouTubeライブ一次予選二次予選(part1)二次予選(part2)決勝の模様が放送された内容が現在も閲覧可能です。YouTubeライブには多くのコンピュータ将棋開発者が出演、また二次予選・決勝の放送では、プロ棋士(日本将棋連盟理事の西尾明七段をはじめ、千田翔太七段遠山雄亮六段伊藤匠五段)および著名アマチュア強豪による詳細な解説が観られます。加えて、コンピュータ将棋選手権ネット中継ではオフライン会場の川崎市産業振興会館から時々刻々と伝えられた選手権の模様を振り返ることができます。

最後に、一次予選二次予選決勝リーグの最終順位順の結果をご覧ください。

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あすから第32回世界コンピュータ将棋選手権、オンラインとオフラインの混合開催

第32回世界コンピュータ将棋選手権が、あす5月3日(火・祝)〜5日(木・祝)の3日間にわたって開催されます。今回は史上初めて、対局サーバをインターネット上に設置してオンラインでの参加を可能にしつつ、3年ぶりに川崎市産業振興会館に参集しての参加も可能とした、オンラインとオフラインのハイブリッド(混合)開催となります。

棋譜インターネットライブ中継YouTube配信は例年通り行われ、Twitterアカウントが選手権の模様を伝えます。ハッシュタグは “#csalive” です。また、コンピュータ将棋選手権ネット中継ブログは3年ぶりに川崎市産業振興会館からの更新が行われる予定です。

世界コンピュータ将棋選手権は前々回より、新型コロナウイルス感染症 (COVID-19) の世界的な感染拡大の影響を受け続けてきました。第30回選手権は中止を余儀なくされ、世界コンピュータ将棋オンライン大会を代替開催しました。オンライン大会がおおむね支障なく運営できたことから、第31回選手権はこの経験をもとに史上初のオンライン選手権としました。そして第32回選手権はオンラインでの利便を確保しつつ、コンピュータ将棋の開発者が一堂に会する貴重な機会としての選手権を再開すべく、2通りの参加を可能としました。

COVID-19は未だ脅威であり、会場でのイベントや立食パーティーは開催できない状態です。それでも、会場のある川崎市をはじめ日本の多くの都市では、最近のCOVID-19ウイルス (SARS-CoV2) の実効再生産数は1をやや下回る水準で安定的に推移しており、感染者数は漸減を続ける状況にあります。そのため緊急事態宣言が発出されるような事態も避けられ、選手権のハイブリッド開催のはこびとなりました。今回はどんな勝負が見られるでしょうか?

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第32回世界コンピュータ将棋選手権 参加者募集中

今年の年の瀬も例年と同様、2022年5月に開催される第32回世界コンピュータ将棋選手権の参加者募集が始まっています。申込受付は来月1月末日までです。日程は例年通り5月3日〜5日の3日間(2022年は(火・祝)〜(木・祝))です。また、会場は川崎市産業振興会館を予定しています。

前々回より、新型コロナウイルス感染症 (COVID-19) の世界的な感染拡大の影響を受け続けており、当協会は一貫して川崎市産業振興会館での開催を目指していたものの、前々回の30回選手権は中止(代わるイベントとして世界コンピュータ将棋オンライン大会を開催)、前回の31回選手権は参加者募集期間中に実会場での開催を断念しオンライン開催としました。今回の32回選手権は前回同様、新型コロナウイルス感染症の感染状況変化を注視しオンライン開催の可能性を残しつつ、川崎市産業振興会館での開催を目指す一方、実会場での参加とともにインターネットからの参加をも可能となるような開催形式を検討し、準備を進めております。

詳細につきましては、参加者募集のお知らせをご覧ください。予定通り川崎市産業振興会館での開催となった場合も、会場での食事つきの懇親会は行われない見込みです。その他、コロナ禍以前とも前々回・前回とも異なることが多数生じると思われますので、最終的にどのような形での開催となるかは、状況に応じて当協会からお知らせいたします。

多数のご参加をお待ちしております。

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