Archive for 将棋

第18回コンピュータ将棋オープン戦はGPS将棋が優勝

本日行われた、第18回コンピュータ将棋オープン戦は、第17回に続きGPS将棋が4戦全勝で優勝しました。おめでとうございます。

棋譜はライブ中継サイトで、結果の星取はこちらでご覧いただけます。Twitterでは、#csaliveというハッシュタグからコンピュータ将棋オープン戦ライブ中継関連のツイートを見ることができます。

今回はコンピュータのほか、アマチュア強豪の今泉健司さんと、福山将棋倶楽部の皆さんの合議による参加がありました。今回は人間の方々も強さを見せましたが、25分切れ負けルールはやはり人間にとって過酷のようです。

来月に迫った第22回世界コンピュータ将棋選手権の前に行われるイベントはすべて終了。進化し続けるコンピュータ将棋、今回の選手権も必見です。

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第18回コンピュータ将棋オープン戦 参加者募集のお知らせ

来る4月14日(土)に、第18回コンピュータ将棋オープン戦を開催いたします。参加希望の方は電子メールでwcsc_apply@computer-shogi.org (担当:香山 健太郎)まで参加希望の旨お送りください。オープン先の模様はこちらでライブ中継される予定です。

今年の世界コンピュータ将棋選手権に申し込まれている方は、対戦機能のチェックの場としてご活用ください。なお、CSAプロトコルでのネットワーク対戦をされたことがない方は、選手権当日の混乱を避けるためにも、事前にCSAサーバにてテスト対局を行ってください。プロトコルや実装の詳細については、こちらをごらんください(floodgateCSAプロトコルに準じていますが、細かい部分が異なっています)。

これまでのオープン戦と同様、腕試し、プロトコル実装の確認、飛び入り参加を歓迎いたします。参加資格はCSA サーバプロトコルに対応していることで、人間が手動操作で参加することもできます。その場合、高田淳一さんが公開しているJava Appletや、将棋GUIソフト「将棋所」プチ将棋が利用できます。これらのソフトはfloodgateにも対応していますので、人間として参加されたい方は、この機会に練習を兼ねてfloodgateにもチャレンジされてはいかがでしょうか(人間参加には、ログイン名のガイドラインが示されています)。
ネットワークの状態によっては、時間切れ負けが不可避な場合も生じえますが、ご了承ください。

その他、スケジュールなど正式な開催要項については、参加者募集のお知らせをごらんください。

多数のご参加をお待ち申し上げております。第22回コンピュータ将棋選手権より前に行われるオープン戦は今回のものが最後になります。

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第17回コンピュータ将棋オープン戦はGPS将棋が優勝

お知らせが遅れましたが、2月12日(日)に行われた、第17回コンピュータ将棋オープン戦は、GPS将棋が4戦全勝で優勝しました。おめでとうございます。

棋譜はライブ中継サイトで、結果の星取はこちらでご覧いただけます。Twitterでは、#csaliveというハッシュタグからコンピュータ将棋オープン戦ライブ中継関連のツイートを見ることができます。

次回第18回は4月14日(土)の開催を予定しています。特に第22回世界コンピュータ将棋選手権に出場される方は、選手権会場でのLAN接続の予行を兼ねて是非ご参加ください。そうでない方も、コンピュータ将棋、あるいは人としての参加を問わず、飛び入りも含めご参加を歓迎いたします。

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第17回コンピュータ将棋オープン戦 参加者募集のお知らせ

来る2月12日(日)に、第17回コンピュータ将棋オープン戦を開催いたします。参加希望の方は電子メールでwcsc_apply@computer-shogi.org (担当:香山 健太郎)まで参加希望の旨お送りください。オープン先の模様はこちらでライブ中継される予定です。

今年のコンピュータ将棋選手権に申し込まれている方は、対戦機能のチェックの場としてご活用ください。なお、CSAプロトコルでのネットワーク対戦をされたことがない方は、選手権当日の混乱を避けるためにも、事前にCSAサーバにてテスト対局を行ってください。プロトコルや実装の詳細については、こちらをごらんください(floodgateCSAプロトコルに準じていますが、細かい部分が異なっています)。

これまでのオープン戦と同様、腕試し、プロトコル実装の確認、飛び入り参加を歓迎いたします。参加資格はCSA サーバプロトコルに対応していることで、人間が手動操作で参加することもできます。その場合、高田淳一さんが公開しているJava Appletや、将棋GUIソフト「将棋所」プチ将棋が利用できます。これらのソフトはfloodgateにも対応していますので、人間として参加されたい方は、この機会に練習を兼ねてfloodgateにもチャレンジされてはいかがでしょうか(人間参加には、ログイン名のガイドラインが示されています)。

ネットワークの状態によっては、時間切れ負けが不可避な場合も生じえますが、ご了承ください。

その他、スケジュールなど正式な開催要項については、参加者募集のお知らせをごらんください。

多数のご参加をお待ち申し上げております。なお、第18回オープン戦を4月14日(土)に開催予定ですので、今回については準備が間に合わない、という方は、次回のオープン戦参加準備をご検討ください。

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第1回将棋電王戦はコンピュータ将棋が勝利、新時代へ

ニコニコ生放送の視聴者数のべ30万人、およびそれ以上の人々に注目された第1回将棋電王戦の対局が行われ、113手でボンクラーズ米長邦雄永世棋聖(2003年に現役引退)を破りました。プロ棋士とコンピュータ将棋との対局は、昨年末にプレマッチが行われていますが、いわゆる「早指し」でない、充分な持時間が確保された対局としては清水女流王将(当時)vsあから2010との対局以来1年3ヶ月ぶりの日本将棋連盟公認対局。前回に引き続きコンピュータ将棋の勝利となりました。正棋士との対局は渡辺明竜王vsBonanza以来4年9ヶ月ぶりでしたが、引退しているとはいえ正棋士との公式の平手戦でコンピュータ将棋が初の勝利をおさめました。

ニコニコ生放送は、対局と大盤解説、そして対局後の記者会見の模様をのべ9時間を超えて生放送し続け、その模様は今でもタイムシフト視聴できます(1月15日時点ではプレミアム会員資格不要)。

この記者会見中、第2回将棋電王戦の開催概要が発表されました。当初、2013年中に船江恒平四段第22回世界コンピュータ将棋選手権優秀成績1チームが対戦すると発表されていましたが、規模が急遽拡大され、プロ棋士側5人と第22回世界コンピュータ将棋選手権優秀成績5チームで行われる団体戦に変わりました。今回のコンピュータ将棋の勝利により、もはやプロレベルに達したコンピュータ将棋の実力を1年にたったの1局で量るのは物足りない、との結論とみられ、コンピュータ将棋がまたひとつ新たな時代へとステップアップすることになりました。

今回の対局の特徴として、単に社会の注目を集めただけでなく、人間のプロ棋士が採用する作戦にも注目が集まった点が挙げられます。米長邦雄永世棋聖プレマッチと同じく今回も2手目に△6二玉と指す意表の作戦を採用。勝利には結びつかなかったものの、プレマッチと異なり今回は作戦が功を奏し、一時は人間有利の局面を築きました。従来は「機械に勝つか、負けるか」という結果のみに関心が払われやすい傾向がありましたが、今後はいかに戦うか、人間とコンピュータ将棋がいかに自らの長所を生かし、弱点を克服するか、という内容に注目が集まることが期待されます。プロ棋士がコンピュータ将棋対策に本気で取り組むことで、コンピュータ将棋がさらにそれを克服する努力が必要となり、コンピュータ将棋がますます進歩する時代が到来したようです。

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