Archive for 将棋

ゲームプログラミングワークショップ2009 参加募集開始

ゲームプログラミングワークショップ'(GPW)2009プログラム(暫定版)が発表されています。参加申込受付はすでに始まっていて〆切は10月30日(金)。今年も秋深い箱根で行われるこの催しの初日は平日ですので、お仕事を休まれる方はお早めにご手配を。

恒例のナイトイベントの詳細が現時点で暫定プログラムに出ていませんが、今年もGPW杯コンピュータ将棋大会、GPW杯9路盤コンピュータ囲碁大会、GPW杯5五将棋大会の3本立てです。コンピュータ将棋協会主催のGPW杯コンピュータ将棋大会は、コンピュータ将棋選手権でのLAN対局のための準備大会の役割を兼ねており、会場のLANに参加者のコンピュータを接続して行われます。なお、ネットでのコンピュータ将棋オープン戦は今秋は行いませんので、秋のうちに腕試しをされたい方もぜひ箱根へ。

将棋プログラムがインストールされた、イーサネットへの接続が可能なPCとイーサネットケーブル1本をお持ちくだされば、どなたでもその場でGPW杯コンピュータ将棋大会に参加できます。その場でログインアカウントを作ることもできます。

コンピュータ将棋の開発者の方もそうでない方も、多くのご参加を楽しみにしております。

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第3回UEC杯5五将棋大会が5日後に迫る

直前までお知らせするのを忘れていましたが、第3回UEC杯5五将棋大会が10月18日(日)に行われます。KIDS部門のみ10月15日(木)まで申込を受け付けているようです。今年はゲームプログラミングワークショップよりも前の開催ということになります。また、第3回UEC杯コンピュータ囲碁大会とも日程が離れています。

参加プログラムなどの最新情報については、5五将棋研究ブログをどうぞ。会場の地図は、コンピュータ将棋協会7月例会のお知らせのものをご参照ください。そういえば、プレ大会のお知らせも忘れていましたね…。

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「情報処理」9月号に「コンピュータ将棋の新しい波」

情報処理学会会誌「情報処理」2009年9月号に、第19回コンピュータ将棋選手権の報告、プロ棋士による選手権評、および上位チームの技術を紹介した論文が掲載されています。「コンピュータ将棋の新しい波」と題した小特集として編集されており、昨年ご紹介したときのミニ小特集からさらにページ数が増えて29ページの記事になっています。しかも現在、「情報処理」はWebでの一部立ち読みができるようになっており、29ページのうち10ページはこちらから無料で読むことができます。

選手権の報告には、結果、棋譜のほか、Bonanzaのソースコード公開などのトピックにも触れています。競技の内容については、勝又清和六段が詳細に解説しています。技術については、優勝したGPS将棋の詳細な説明と、3位の文殊に採用されている合議アルゴリズムの内容が記述されています。

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選手権ライブラリ規程は議論沸騰中

先週お知らせした世界コンピュータ将棋選手権使用可能ライブラリ規程に関するご意見募集には、予想以上の多数のご意見が寄せられています。これと並行して、森岡@GA将!!!!さんが立ち上げたコンピュータ将棋関連の暫定掲示板でも多くの議論が行われ、議論沸騰しています。1スレッドの記事数が50に制限されているこの掲示板において、「ライブラリルールに関して」のスレッドは約3日で「レス満タン」になり、現在「ライブラリルールに関して(2)」に突入しています。

前の記事のコメント森岡@GA将!!!!さんから掲示板立ち上げの告知があったときには、前の記事への追記で済ませようかと当ブログ主も思っていましたが、ここまで盛り上がると改めて紹介せざるを得ません。主張を広くアピールしたい方は、当協会のご意見募集に続いてこちらにもご参加を。

当協会においては、今回この機会は調査に徹していますが、自発的な議論は大いに歓迎いたします。当ブログでは立場上、少なくとも当面の間、具体的な意見の表明は避けますが、各方面での議論は強い関心をもって見守っていきます。

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選手権ライブラリ規程のご意見募集

当協会では現在、世界コンピュータ将棋選手権で採用されている世界コンピュータ将棋選手権使用可能ライブラリ規程について、こちらのサイトにて皆様のご意見を募集しています。当協会では、今回の調査をはじめこれまでの各方面からのご意見や、さまざまな状況を踏まえて、9/12(土)にルールを決定する予定です。数多くのご意見をお待ちしております。

すでにお知らせしたように、7月例会でもこの話題について議論しましたが、ここではどちらかといえば現行のライブラリルールについて肯定的な意見が多く交わされました。しかし論点が多岐にわたっているため、各論点について広くご意見を募集することといたしました。もちろん自由記述欄を利用して新たな論点を提起していただくことも可能です。また、掲示板やメーリングリスト、ブログやSNSなどのコミュニティでもこれをきっかけに活発な議論が行われることを期待しています。

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