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第2回世界将棋AI電竜戦、46チームエントリーであす開幕

以前の記事にてご紹介いたしましたとおり、第2回世界将棋AI電竜戦が、11月20(土)、21日(日)の2日間にわたって行われます。一昨日にエントリー受付は締め切られ、予選リーグ希望とエンジョイリーグ希望との合計で参加者46チームとなったようです。このうちソフト・人間合議のチームが2チーム、コンピュータを使わないチームとして人間独りと人間複数が合わせて4チーム、計6チームに人間が参加する、フリースタイル競技となっています。それぞれの陣営がどんな戦術・戦略を繰り出してくるか、楽しみですね。

世界将棋AI電竜戦当協会も後援しています。既報通り、優勝賞金50万円をはじめ各種の豪華賞金・副賞が用意されており、また、プロ棋士と技術聞き手による解説も行われます。参加者だけでなく観戦者もオンライン視聴できます。ライブ対局リスト、および電竜戦公式Youtubeチャンネル提供のYoutube放送へのアクセスには、中継サイトをご利用ください。よろしければ、電竜戦公式Youtubeチャンネルへのご登録をどうぞ。

世界将棋AI 電竜戦

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第2回世界将棋AI電竜戦 参加申込受付中

世界将棋AI 電竜戦

ゲームプログラミングワークショップ2021 (GPW-21) は11月13日(土)、14日(日)の2日間にわたって行われます。

第2回世界将棋AI電竜戦が、11月20(土)、21日(日)の2日間にわたって行われます。第2回電竜戦は現在、参加申し込み受付中です。申し込み締切は11月17日(水)。オンライン開催ですのでインターネット接続が可能であれば世界中から参加可能です。持ち時間制は世界コンピュータ将棋選手権と同じくフィッシャークロックルールですが、初期時間・加算時間・最大手数が異なりますので、電竜戦のルール (PDF) をよくご確認ください。

「世界将棋AI」と銘打たれていますが、人間のチームでも人間とAIとのタッグでもエントリーできる、というフリースタイルルールです。これまでにない戦術を駆使したチームやタッグが躍進するかもしれませんね。優勝賞金50万円をはじめ各種の豪華賞金・副賞が用意されています。また、プロ棋士と技術聞き手による解説も行われます。

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ゲームプログラミングワークショップ2021は昨年に続きオンライン開催

今年のゲームプログラミングワークショップ (GPW-21) も昨年と同様、新型コロナウイルス感染症 (COVID-19) インターネット上での開催となることが決まりました。日程も昨年同様、2日間に短縮され、来月11月13日(土)、14日(日)の両日となりました。プログラムが発表され、参加申し込み受付もすでに始まっています。

発表される研究は、今年も将棋をはじめとする完全情報ゲームのAIを強くする研究、ゲームの解析、ゲーム問題の作成、ゲームプレイヤーを支援する研究、学習アルゴリズムの研究など多岐にわたります。また1日目に「組合せゲーム理論とゲーム情報学」 「世界コンピュータ将棋選手権の歴史」の2つの招待講演が行われます。

懇親会も1日目にオンラインで行われます。恒例のナイトイベントについては現時点では詳しい情報はありませんが、将棋大会は昨年と同様に今年も行われない見込みです。

GPW-21には当協会も協力しています。昨年に続き今年も箱根での開催を断念することとなり残念ですが、オフラインより格段に参加しやすい2日間のオンラインワークショップです。GPW-21への参加申込の〆切は11月8日(月)です。お気軽に参加をお申し込みください。

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水匠 vs dlshogi、先手番をともに制す

電竜戦公式チャンネル開設記念対局、水匠 vs dlshogiは、当初の予定が変更されて計3局の対局が行われ、dlshogiの2勝1敗となりました。ただし3局とも先手番の勝利、NNUE系とDL系のコンピュータ将棋の現在の実力はおおむね拮抗、といった結果となりました。

第1局に後手番となった水匠のバグを確認した開発者の杉村達也さんが終局を待たずに投了、これを受け時間を短縮し第2局第3局が行われることになりました。

当代トップレベルのコンピュータ将棋にとって将棋はかなり先手有利なゲームのようで、第2局には千日手を予期させる場面もあるなど先手の有利さは歴然としたものではありませんでしたが、終わってみるといずれも予定調和的な展開だったようです。

全3局の棋譜は、第2回世界将棋AI電竜戦エキシビジョン 電竜戦長時間マッチ -中継サイトからご覧ください。中継動画もアーカイブされて視聴可能になっています。電竜戦長時間マッチ「水匠 vs dlshogi」第1局にて第1局第2局の模様が観られます。

電竜戦長時間マッチ「水匠 vs dlshogi」第3局にて第3局の模様が観られます。

3対局のほか、阿部健治郎七段佐々木勇気七段渡辺明名人の3人のプロ棋士による解説に竹部さゆり女流四段も加わり、多くの開発者やVTuberも交えて尽きないコンピュータや将棋の話題、また第3局の後には阿部七段も加わった開発者座談会が深夜1時すぎまで続きました。これらの模様もYouTubeのアーカイブから観られますので、是非ご覧ください。

いまのプロ棋士はコンピュータ将棋をどのように使うのか? 藤井聡太二冠が今使っているパソコンは? といった話題は、松本博文さんによる渡辺明名人、1秒間に8000万手読むコンピュータを購入しディープラーニング系のソフトも導入に始まる長文記事が好タイミングで公開されましたので、こちらも併せてお読みください。

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電竜戦公式チャンネル開設記念対局、豪華キャストで放送

初期持ち時間90分、1手ごとに加算時間15秒のフィッシャークロック、という長時間対局が、2つのコンピュータ将棋、水匠とdlshogiとの間で、先手と後手を1局ずつ持って2局行われます。この模様は8月15日(日) 17:00から、電竜戦公式チャンネル開設記念番組としてライブ中継されます。

ライブ中継時の解説には阿部健治郎七段佐々木勇気七段の解説に加え、ゲストに渡辺明名人も加わる、なんと現役プロ棋士3人が登場する豪華キャストの番組となります。

さらに、この2局の観戦記を、「りゅうおうのおしごと!」の原作者で、多数の将棋関連の執筆やインタビュー記事でも知られるライトノベル作家の白鳥士郎さんがニコニコニュースにて執筆します。

世界コンピュータ将棋選手権よりも長時間の対局で、最高峰の対局を豪華解説陣とともにお楽しみください。電竜戦公式チャンネルに登録すると、対局2局のリマインダーを設定できます。

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