コンピュータ将棋協会11月オンライン例会

前記事にてご紹介いたしましたとおり、今年のゲームプログラミングワークショップ (GPW-21) は現在、参加申込受付中です。〆切は11月8日(月)です。

11月のコンピュータ将棋協会例会(隔月)は、通常より1週間早く第1土曜日に、恒例となったオンライン開催で行われます。一昨年までの数年間はGPWの行われる11月にはCSA例会を開催しないことが慣例になっていましたが、昨年オンライン開催となってからは11月にも例会を行うようになっています。

昨年5月以降の例会と同じくZoomミーティングによる開催となります。URLなどZoomミーティング参加に必要な情報は、メーリングリストをご覧ください。

コンピュータ将棋協会の例会には、コンピュータ将棋協会の会員であればどなたでも事前申込なしに参加していただけます。入会につきましては、コンピュータ将棋協会の案内をご参照ください。

会員の皆様のご参加をお待ちしております。

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ゲームプログラミングワークショップ2021は昨年に続きオンライン開催

今年のゲームプログラミングワークショップ (GPW-21) も昨年と同様、新型コロナウイルス感染症 (COVID-19) インターネット上での開催となることが決まりました。日程も昨年同様、2日間に短縮され、来月11月13日(土)、14日(日)の両日となりました。プログラムが発表され、参加申し込み受付もすでに始まっています。

発表される研究は、今年も将棋をはじめとする完全情報ゲームのAIを強くする研究、ゲームの解析、ゲーム問題の作成、ゲームプレイヤーを支援する研究、学習アルゴリズムの研究など多岐にわたります。また1日目に「組合せゲーム理論とゲーム情報学」 「世界コンピュータ将棋選手権の歴史」の2つの招待講演が行われます。

懇親会も1日目にオンラインで行われます。恒例のナイトイベントについては現時点では詳しい情報はありませんが、将棋大会は昨年と同様に今年も行われない見込みです。

GPW-21には当協会も協力しています。昨年に続き今年も箱根での開催を断念することとなり残念ですが、オフラインより格段に参加しやすい2日間のオンラインワークショップです。GPW-21への参加申込の〆切は11月8日(月)です。お気軽に参加をお申し込みください。

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コンピュータ将棋協会9月オンライン例会

9月のコンピュータ将棋協会例会(隔月)は、通常と同じく第2土曜日に、恒例となったオンライン開催で行われます。

昨年5月以降の例会と同じくZoomミーティングによる開催となります。URLなどZoomミーティング参加に必要な情報は、メーリングリストをご覧ください。

コンピュータ将棋協会の例会には、コンピュータ将棋協会の会員であればどなたでも事前申込なしに参加していただけます。入会につきましては、コンピュータ将棋協会の案内をご参照ください。

会員の皆様のご参加をお待ちしております。

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水匠 vs dlshogi、先手番をともに制す

電竜戦公式チャンネル開設記念対局、水匠 vs dlshogiは、当初の予定が変更されて計3局の対局が行われ、dlshogiの2勝1敗となりました。ただし3局とも先手番の勝利、NNUE系とDL系のコンピュータ将棋の現在の実力はおおむね拮抗、といった結果となりました。

第1局に後手番となった水匠のバグを確認した開発者の杉村達也さんが終局を待たずに投了、これを受け時間を短縮し第2局第3局が行われることになりました。

当代トップレベルのコンピュータ将棋にとって将棋はかなり先手有利なゲームのようで、第2局には千日手を予期させる場面もあるなど先手の有利さは歴然としたものではありませんでしたが、終わってみるといずれも予定調和的な展開だったようです。

全3局の棋譜は、第2回世界将棋AI電竜戦エキシビジョン 電竜戦長時間マッチ -中継サイトからご覧ください。中継動画もアーカイブされて視聴可能になっています。電竜戦長時間マッチ「水匠 vs dlshogi」第1局にて第1局第2局の模様が観られます。

電竜戦長時間マッチ「水匠 vs dlshogi」第3局にて第3局の模様が観られます。

3対局のほか、阿部健治郎七段佐々木勇気七段渡辺明名人の3人のプロ棋士による解説に竹部さゆり女流四段も加わり、多くの開発者やVTuberも交えて尽きないコンピュータや将棋の話題、また第3局の後には阿部七段も加わった開発者座談会が深夜1時すぎまで続きました。これらの模様もYouTubeのアーカイブから観られますので、是非ご覧ください。

いまのプロ棋士はコンピュータ将棋をどのように使うのか? 藤井聡太二冠が今使っているパソコンは? といった話題は、松本博文さんによる渡辺明名人、1秒間に8000万手読むコンピュータを購入しディープラーニング系のソフトも導入に始まる長文記事が好タイミングで公開されましたので、こちらも併せてお読みください。

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電竜戦公式チャンネル開設記念対局、豪華キャストで放送

初期持ち時間90分、1手ごとに加算時間15秒のフィッシャークロック、という長時間対局が、2つのコンピュータ将棋、水匠とdlshogiとの間で、先手と後手を1局ずつ持って2局行われます。この模様は8月15日(日) 17:00から、電竜戦公式チャンネル開設記念番組としてライブ中継されます。

ライブ中継時の解説には阿部健治郎七段佐々木勇気七段の解説に加え、ゲストに渡辺明名人も加わる、なんと現役プロ棋士3人が登場する豪華キャストの番組となります。

さらに、この2局の観戦記を、「りゅうおうのおしごと!」の原作者で、多数の将棋関連の執筆やインタビュー記事でも知られるライトノベル作家の白鳥士郎さんがニコニコニュースにて執筆します。

世界コンピュータ将棋選手権よりも長時間の対局で、最高峰の対局を豪華解説陣とともにお楽しみください。電竜戦公式チャンネルに登録すると、対局2局のリマインダーを設定できます。

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