Archive for 9月, 2007

第7回コンピュータ将棋オープン戦 開催のお知らせ

第7回コンピュータ将棋オープン戦が、コンピュータ将棋協会の主催で9/29(土)に行なわれます。コンピュータ将棋の開発者の皆さんのご参加をお待ちしております。これまでのオープン戦と同様、ライブ中継が行なわれる予定です。

今回で7回目となるオープン戦は、インターネットを通じて誰でも気軽に参加できるようになっておりますので、世界コンピュータ将棋選手権のような厳格なルールはありません。もともと、選手権がネットワーク対戦に移行するために参加者のテスト環境を用意することを大きな動機として始まったイベントですので、棋力やネット対応にいまひとつ自信が持てない、という将棋プログラムを開発中の方にむしろ積極的に参加していただきたい大会です。当ブログ主は対局サーバの操作を担当する予定ですが、員数合わせで飛び入り参加するかもしれません(笑)。

ライブ中継ですべての対局が見られるほか、掲示板での情報交換が行なわれますので、世界コンピュータ将棋選手権でおなじみのリアルタイム感想戦の醍醐味を自宅で味わうこともできます(コンピュータの指し手が早いので大変ですが)。

これまでも、オープン戦での対局を通じてバグが発見されたり、技術的なヒントが得られたりすることがあったようですので、開発の節目としても活用していただけます。多数のご参加をお待ちしております。

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駒フォントで将棋

日経パソコン オンラインにて、フォントを使って将棋を楽しもう(前)(後)という記事が掲載されています。記事の主な目的はフォントのしくみや操作を知るためのものですが、局面図や局面図入りの文書を作成する方法として使えますし、懇切丁寧に書かれている記事ですので興味がおありの方はご一読を。SVGの話よりはお役立ち度が高そうです(笑)。なお、将棋の対局をするのならごく普通に将棋ソフトを使いましょう。

紹介されているとおり、検索エンジンで将棋の駒のフォントが公開されているサイトをいくつか見つけることができます。単色ゆえの地味さを気にしなければ充分に綺麗なデザインの駒がありますね。また、マイクロソフト オフィスに含まれる表計算ソフトExcelが使われていますが、Excelをお持ちでない方も、オープンソース(フリー)のオフィスソフトOpenOffice.orgに含まれる表計算ソフトCalcなどで同様にできますので、お金をかけずに局面を作ることができます。下の画像は、レディバード王将クンFONT(truetype)Calcを使って作成しています。
OOo将棋盤

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コンピュータ将棋協会9月例会のお知らせ

来週の土曜日は、ふた月に一度のコンピュータ将棋協会の例会があります。


拡大地図を表示

9月例会は電気通信大学で行なわれる予定でしたが、変更されましたのでお気をつけください。

会場までのルートがやや複雑ですので、キャンパス内の地図をお持ちになるとよろしいかと存じます。なお、上の地図は、広域を表示する(左上のボタンをクリック)と、最寄り駅である東小金井駅からの道のりを表示します(東京方面行きの電車で来られる方は、通用口を通る必要があります)。

コンピュータ将棋協会の例会には、コンピュータ将棋協会の会員であればどなたでも事前申込なしに参加していただけます。入会につきましては、こちらをご参照ください。

また、例会恒例となりました対局サーバテストを今回も実施いたします。参加ご希望の方は、将棋プログラムがインストールされた、イーサネットへの接続が可能なPCをご持参ください。事前のお申し込みは不要です。ログイン名の登録がお済みでない方は、当日の設定を受け付けます。次回以降の選手権出場を目指しておられる方も、お気軽にお申し出ください。

例会への多数のご参加をお待ちいたしております。

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