今秋、プロ棋士とコンピュータ将棋の公式対局の開催が決まりました。情報処理学会による並列計算機での合議アルゴリズムの挑戦を、日本将棋連盟の代表として清水市代女流二冠が受けて立ちます。
プロ棋士とコンピュータ将棋の対局は、2007年3月の渡辺明竜王とBonanzaの対戦以来3年ぶり。また女流棋士とコンピュータ将棋の対局は、2006年1月の岩根忍女流ニ段と激指以来4年ぶりです。コンピュータ将棋としては、3年前に渡辺竜王に敗れたときの、日本将棋連盟の女流棋士としては、4年前に激指に敗れたときの雪辱を果たしたいところでしょう。詳しくは、情報処理学会のプレスリリース(上の挑戦状にもリンクしています)、および日本将棋連盟のプレスリリースをご覧ください。
4/3(土)追記: 挑戦状に関するFAQによれば、合議の実験に参加するコンピュータ将棋としてGPS将棋、Bonanza、激指、YSS、TACOS、柿木将棋の名前が挙がっています。せっかくですので、リンクしておきます。