マイナビニュース杯電竜戦ハードウェア統一戦 あす決勝

世界将棋AI 電竜戦

第1回マイナビニュース杯電竜戦ハードウェア統一戦は明日2月18日(土)、13時より先手番、後手番一番ずつの決勝戦が行われます。

さる2月11日(土)に行われた準決勝にて、予選リーグ3位の二番絞り(ビール工房HFT支店)と、同1位の水匠電竜が勝って、この決勝戦を戦います。

決勝二番勝負が1勝1敗、もしくは2引き分けの場合、再度二番勝負を実施して優勝を争います(再度五分の場合は、両者優勝)。

ところで、さる準決勝は、千日手もしくは512手打ち切りになると先手番のAIが敗退、という非常に珍しい、言わば特殊戦でした。予選リーグ上位者のアドバンテージとして同1位、2位には準決勝一番勝負の先手番が与えられましたが、その代わり引き分けは負けと同じ、というデメリットを負っていたわけです。その結果は、先手番の1勝1敗でした。将棋AIがとんでもなく強いトップレベルの将棋AI同士では先手番がかなり有利とみられますが、千日手先手負けなら実際のところ、先後どちらが有利なのでしょう。これからのコンピュータ将棋の大会は、そのようなルールも検討すべきなのかもしれません。

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