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第34回世界コンピュータ将棋選手権は「お前、 CSA 会員にならねーか?」が初優勝

第34回世界コンピュータ将棋選手権は2024年5月5日(日・祝) に7回戦の決勝総当たりリーグ戦が行われ、、二次予選を首位で通過したお前、 CSA 会員にならねーか?が決勝リーグ5勝1敗1分の成績をおさめ初優勝、各賞を獲得しました。ザイオソフト コンピュータ将棋サークルの皆さん、おめでとうございます。

dlshogi with HEROZやねうら王 featuring Ryfamateとの決勝リーグ最終7回戦を勝てば選手権3連覇を果たすところでしたが、93手で千日手が成立し引き分け、その後お前、 CSA 会員にならねーか?東横将棋に対して233手で入玉勝利宣言による勝利をものにし勝ち点で追いつき、勝った相手の勝ち点合計でdlshogi with HEROZを上回り優勝となりました。

この優勝争いで5勝1敗1分のdlshogi with HEROZ準優勝、4勝2敗1分の東横将棋3位に入賞。以降、4勝3敗で4位に入賞したkoron電気通信大学 エンターテイメントと認知科学研究ステーションが提供するE&C特別賞若手新人賞も獲得しました。3勝4敗で5位の技巧が入り、フロムスクラッチ賞(他者のプログラムやデータに頼らず指し手の思考部をオリジナル開発している参加者が対象)の1位に輝きました。最後に優勝争いに影響を与えたやねうら王 featuring Ryfamateは2勝3敗2分の6位。7位、8位には二次予選でそれぞれ3位、4位だった2勝5敗の十六式いろは煌(きらめき)、6敗1分のPolonaiseが入りました。E&C特別賞独創賞にはHoneyWaffleが選ばれました。フロムスクラッチ表彰の上位については、こちらでご確認ください。

閉会後の懇親会には、現地に集った決勝リーグ進出全チームが姿を見せ、大いに盛り上がりました。

今選手権の対局のすべての棋譜は、第34回世界コンピュータ将棋選手権 ライブ中継一覧表示版)にて生中継され、今後も閲覧できます。

最後に、決勝リーグの最終順位順の結果をどうぞ。

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第34回世界コンピュータ将棋選手権二次予選、8チームが決勝リーグ進出

会場(川崎市産業振興会館)とオンライン(インターネット)とのハイブリッドで開催されている第34回世界コンピュータ将棋選手権は5月4日(土・祝)に二次予選が行われ、28チームが8つの予選通過枠を争いました。

二次予選は勝ち点8の2チームのうち7勝2分のお前、 CSA 会員にならねーか?が1位、8勝1敗の東横将棋が2位でした。続いて勝ち点6の5勝2敗2分の十六式いろは煌(きらめき)が3位、Polonaiseが4位に入りました。続く勝ち点5.5の5チームはタイブレークのわずかな差でkoronが5位、技巧が6位、やねうら王 featuring Ryfamateが7位。8位はあすとら将棋でした。ただしあすとら将棋は決勝リーグ辞退となり、9位のdlshogi with HEROZが繰り上がりとなり、上記1〜7位と9位が明日の決勝リーグへの進出を果たしました。以降の順位は二次予選の順位表をご覧ください。

明日はこの8チームで優勝を争う栄光の決勝リーグ総当たり戦が行われます。決勝リーグに限りハイブリッドから会場開催へと変化します。本日に引き続き、棋譜インターネットライブ中継全対局一覧版)と、YouTube配信が行われます(決勝リーグの中継はこちら)。Twitterアカウントはこちら。ハッシュタグは “#wcsc34” または “#csalive” です。またコンピュータ将棋選手権ネット中継ブログの更新も引き続き行われています。

最後に、二次予選の最終順位順の結果をどうぞ。

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第34回世界コンピュータ将棋選手権開幕、11チームが二次予選進出

一昨年昨年に続き会場(川崎市産業振興会館)とオンライン(インターネット)とのハイブリッド開催となった第34回世界コンピュータ将棋選手権は5月3日(金)に一次予選が行われ、28チームが11の予選通過枠を争いました。

一次予選は1位が7勝1分の水匠、2位が7勝をあげた技巧、3位が6勝をあげたAri Shogi and フレンズ、5勝をあげた4〜10位は順にnshogiねね将棋習甦HoneyWaffleタンゴ恭祐なのは(順位はソルコフによる)、そして4勝をあげた8チームの中からソルコフが最上位だったArgoが11位に入り、以上の11チームが一次予選を通過し明日の二次予選への進出を果たしました。

明日は、この11チームと、一次予選をシードされた17チームの計28チームによって、明後日の決勝リーグへの進出枠8を争う過酷な二次予選が行われます。本日に引き続き、棋譜インターネットライブ中継全対局一覧版)と、YouTube配信が行われます(二次予選の中継はこちら)。Xアカウントはこちら。ハッシュタグは “#wcsc34” または “#csalive” です。またコンピュータ将棋選手権ネット中継ブログの更新も行われています。

最後に、一次予選の最終順位順の結果をどうぞ。

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あすから第34回世界コンピュータ将棋選手権

第34回世界コンピュータ将棋選手権が、あす5月3日(金・祝)〜5日(日・祝)の3日間にわたって開催されます。一昨年の前々回選手権、昨年の前回選手権に続き、インターネット上に設置した対局サーバを用いて、オンラインでの参加と川崎市産業振興会館からの参加の両方を可能とした、ハイブリッド(混合)開催となります(ただし決勝進出チームは現地に集います)。

今年も棋譜インターネットライブ中継全対局一覧版)が行われます。YouTube配信も例年通り連日行われる予定です(一次予選二次予選決勝リーグ)。Xアカウントはこちら。ハッシュタグは “#wcsc34” または “#csalive” です。また、コンピュータ将棋選手権ネット中継ブログ川崎市産業振興会館からの更新が行われる予定です。

会場への来場が難しい環境の開発者も参加できるようオンラインとのハイブリッドも続けますが、今回からは決勝リーグ進出チームには来場をお願いし、会場での立食パーティーにも参加していただける予定です。

今回はどんな勝負が見られるでしょうか?

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第2回マイナビニュース杯電竜戦ハードウェア統一戦はBURNING BRIDGESが優勝

電竜戦

前回の記事にて紹介いたしました、第2回マイナビニュース杯電竜戦ハードウェア統一戦決勝戦がさる3月17日(日)に行われ、二番勝負および決着局一局の結果、BURNING BRIDGESが優勝、賞金50万円を獲得しました。おめでとうございます。

第4回世界将棋AI電竜戦に引き続いて先手の初期持ち時間が後手の半分、というハンディキャップの導入により先手の有利さの緩和をはかったにもかかわらず先手有利の傾向が変わらない…と思われた第2回マイナビニュース杯でしたが、決勝第1局は先手有利といわれる角換わり定跡を後手番で巧みに外したBURNING BRIDGESが優位を拡大して勝ち、決勝第2局は中盤早々に桂損したものの飛車を捕獲し強力な反撃を決めた後手番の水匠が勝って、後手番の連勝という意外な展開を見せました。二番勝負が1勝1敗となったため行われた決着局は水匠が先手番となり、角換わり定跡の通りの攻め合いの結果100手足らずで先手勝勢となりましたが、後手のBURNING BRIDGESが大きな駒損を背負いつつも粘り続け、300手を過ぎ双方入玉した時点で先手に持将棋勝利宣言の条件を充分に満たす戦力を奪われていたにもかかわらずその後も先手にプレッシャーをかける指し手を続け、ついに「敵陣に10枚」という持将棋勝利宣言の条件を先手に満たさせないまま512手(時間調整のための冒頭4手を除くと508手)まで指し続けました。この結果、手数規定により引き分け、通算成績は双方の1勝1敗1引き分けとなりましたが、引き分けは先手0.4勝、後手0.6勝という予選からの規定により、引き分け局の後手番だったBURNING BRIDGESが上回り優勝となりました。

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