Archive for 将棋

第35回世界コンピュータ将棋選手権開幕、11チームが二次予選進出

3年前の32回選手権以来、会場(川崎市産業振興会館)とオンライン(インターネット)とのハイブリッド開催となった第35回世界コンピュータ将棋選手権は5月3日(土)に一次予選が行われ、34チームが11の予選通過枠を争いました。

一次予選は1位が7勝1敗の習甦、2位・3位は6勝1敗1分の中富線56号やねうら王、4位から6位は6勝2敗のKanadeW@nderERPhonanzaが続きました。7位からの6チームは5勝3敗の(仮)のんびり中飛車Argoザ・グレートウシジマなのはもふ将棋芽生将棋。予選通過ラインとなった13位からの4勝4敗には9チームが並びました。二次予選進出を辞退するチームが出たため、一次予選からの二次予選進出チームは習甦中富線56号やねうら王KanadeW@nderERPhonanza(仮)のんびり中飛車なのはもふ将棋芽生将棋に加えて4勝4敗グループの最上位である257の計11チームとなりました。

明日は、この11チームと、一次予選をシードされた17チームの計28チームによって、明後日の決勝リーグへの進出枠8を争う過酷な二次予選が行われます。本日に引き続き、棋譜インターネットライブ中継全対局一覧版)と、YouTube配信が行われます(二次予選の中継はこちら)。Xアカウントはこちら。ハッシュタグは “#wcsc35” または “#csalive” です。またコンピュータ将棋選手権ネット中継ブログの更新も行われています。

最後に、一次予選の最終順位順の結果をどうぞ。

Leave a Comment

あすから第35回世界コンピュータ将棋選手権

第35回世界コンピュータ将棋選手権が、あす5月3日(土・祝)〜5日(月・祝)の3日間にわたって開催されます。3年前の32回選手権から続く、インターネット上に設置した対局サーバを用いて、オンラインでの参加と川崎市産業振興会館からの参加の両方を可能とした、ハイブリッド(混合)開催となります(ただし決勝進出チームは5日に現地に集います)。

今年も棋譜インターネットライブ中継全対局一覧版)が行われます。YouTube配信も例年通り連日行われる予定です(一次予選二次予選決勝リーグ)。Xアカウントはこちら。ハッシュタグは “#wcsc35” または “#csalive” です。また、コンピュータ将棋選手権ネット中継ブログ川崎市産業振興会館からの更新が行われる予定です。

会場への来場が難しい環境の開発者も参加できるようオンラインとのハイブリッドも続けますが、前回から決勝リーグ進出チームには来場をお願いし、会場での立食パーティーにも参加していただけることになっています。

今回はどんな勝負が見られるでしょうか?

Leave a Comment

第3回電竜戦ハードウェア統一戦、水匠が優勝

電竜戦

すでに11週間ほど経過してしまっていますが、今年2月3日(月)から8日(土)にかけて開催された、第3回電竜戦ハードウェア統一戦は、水匠が2年ぶり2回目の優勝を果たしました。おめでとうございます。

ハードウェア統一戦は、CPU・GPU・メモリなどの性能をすべて同一にしたコンピュータを用いて戦われる、純粋なソフトウェアとしての将棋AIの実力が競われる大会です。具体的なスペックの情報は、第3回電竜戦ハードウェア統一戦のページでご確認ください。初日には動画配信(解説: 柵木幹太四段)も行われました。

Leave a Comment

第35回世界コンピュータ将棋選手権 参加者募集中

例年の年の瀬と同様、来年5月に開催される第35回世界コンピュータ将棋選手権の参加者募集が始まっています。申込受付は来月1月末日までです。日程は例年通り5月3日〜5日の3日間(2025年は(土・祝)〜(月・祝))です。また、会場は前回と同じく川崎市産業振興会館を予定しています。

新型コロナウイルス感染症 (COVID-19) の世界的な感染拡大を受けてハイブリッド開催となった32回選手権以来続く、インターネットに設置された対局サーバを通じて競技を行うハイブリッド開催となる予定ですが、昨年の34回選手権と同じく、決勝リーグ進出チームには5月5日に参加プログラムに関する技術的な質問に答えられる主要な開発者の少なくとも1名に川崎市産業振興会館へ来ていただくことを求めます。これが困難な事情のあるチームは、事前に当協会にご相談ください。この規定は、世界コンピュータ将棋選手権のコンピュータ将棋開発者の交流の場としての機能を重視するものです。ご理解のほど、よろしくお願いいたします。

第35回世界コンピュータ将棋選手権への多数のご参加をお待ちしております。

Leave a Comment

文部科学大臣杯第5回電竜戦は氷彗が初優勝

世界将棋AI 電竜戦

文部科学大臣杯第5回世界将棋AI電竜戦が11月30日(土)に予選、翌12月1日(日)に本戦の日程で行われ、決勝リーグ戦14勝4敗の氷彗(ひすい)が優勝を果たし、第5期電竜の称号と、文部科学大臣賞および優勝賞金を獲得しました。おめでとうございます。

今回の電竜戦も電竜戦公式チャンネルによるネット中継が行われました。過去の動画を含めて電竜戦公式チャンネルのページから再生できますので、見逃した方はぜひご覧ください。

B級リーグGrampusが、C級リーグスーパーうさぴょん2X改2が制しました。

Leave a Comment

« Newer Posts · Older Posts »