すでに広く報じられている通り、清水市代女流王将vsあから2010の対局は、振り駒で後手となったあから2010が勝利をおさめました。
コンピュータ将棋が女流のトッププロに公式戦で勝利したのは初めて。コンピュータ将棋の実力が改めて結果をもって示されました。たったひとつの勝利ではありますが、今後この1戦が基準線となってコンピュータ将棋の実力が語られることになるでしょう。プロ棋士とコンピュータ将棋の公式戦のマッチメークについても、次回以降はこの1戦を基準として行われることになるでしょう。
手数は86手と短めでしたが、白熱した内容でした。今回は当初からコンピュータが有利と考えられていましたが、中盤はほぼ互角とみられるねじり合いが続き、人間棋士の強さも証明されたと思います。対局場においても、人類の叡智が機械に屈してしまった、といったような悲壮感は対局後もなく、人間とコンピュータが互いを好敵手として認め合った、という前向きな空気を共有することができました。これからの戦いが、ますます楽しみです。
通行人 said
快挙ですね。
あから、おめでとう。
次は、男性棋士、、バリバリの四段が受けてほしいな。
うむ、危機感を持ったりして将棋連盟は逃げないでほしい。夢の対局、ファンサービスですから。
万一、今回をもって、、となったら、どうなるか、火を見るよりあきらかですよーん。、
Tweets that mention コンピュータ将棋協会blog » あから2010勝利、コンピュータ将棋の戦いは新たな段階へ -- Topsy.com said
[…] This post was mentioned on Twitter by Yuta Hanayama, 小島 肇. 小島 肇 said: あから2010勝利、コンピュータ将棋の戦いは新たな段階へ http://www.computer-shogi.sakura.ne.jp/blog/victory_of_akara2010/ 。ついにここまで来た。 […]
通行人 said
あんのじょう、というか、こんなこと、言っておられます。
>米長会長「彼女(清水市代)のリベンジがフェアだと思う」、清水さん「いまは熱くなっている。機会があれば、研鑽を積んで。でも時間があれば・・・」ということです。
なーにが、時間があれば、、だ!
リベンジしたいなら、即、やるべき、でしょう!。
時間つくるのに、10年も、20年も、かけられたら、、、。うふ。
リベンジでしょ?立場は、、挑戦者ですよね?
あから側に、、お伺いたてんかあ。いつ、対局していただけるで、しょうか??と、ネ。
もんごりあん said
朝青龍が勝って土俵で万歳している図式が目に浮かびます。
ソフトウェアの勝利?ハードウェアの勝利?
三手目角の構想は事前に完璧に調べつくした気配
清水さんはイベント開催に真摯に対応しすぎました
次回は勝ちにこだわってください。
まあこうなるか said
やはりというべきか、匿名なのをいいことに、ネット上で言いたい放題言う人が増えていますね
あからが勝ったからといって、ネットで書き込んでる人はなにもすごくないのにね
すごいのは、プロレベルまでコンピュータを強くしたプログラマーです
それに匿名だから、何でも言っていいわけではありません
「清水なんて、コンピュータに負けるんだから雑魚認定」・「将棋連盟は来月までに羽生対あからの対局をしなければ、人間の負けな」・「ごたくはいいから、さっさと将棋連盟のHPに、将棋はコンピュータに負けるレベルの低いゲームですってかけよ」・「将棋連盟は逃げないで、さっさとタイトル戦なみの持ち時間でやれ」・「俺、将棋5段だけどやめよ。あからにプロが負けるぐらいのゲームなんてやってられねー」・「次は、将棋連盟があからに挑戦状をおくるんですか??かなしいねぇ。自分たちが強いと思ってたのに(笑)」・「あからを使えば俺もプロに勝てるんだよな 結論:プロ=雑魚」
どっちも、よくやったとは考えられないんでしょうか
まぁ、日本人の本質なのかもしれませんね
(成功してる人を批判したいっていうね)
合議制は失敗作 said
あからの勝利おめでとうございます。
ですが、コンピュータの指し手の内容は良くなかったと思います。
清水女流王将の39手目、53桂打に代わり、24歩あるいは33角なら、
後手不利だと思います。
その前の後手の65銀から先手45歩に対し同桂と応じる構想が良くなかったですね。
ログを見てみると激指の意見が尊重されず、激指よりも弱いコンピュー
タの多数意見が採用されています。
合議制だと大悪手は避けられるかもしれませんが、絶対。男性プロには勝てないと思いますね。
次は激指単独で挑んでいただくことを強く望みます。
通行人 said
う、、む、、いい意見です。
あっしも、うすうす思ってた、、。一番強いソフト、この場合激指ですが、、、
こいつと、ほかの三人?(ソフト)で、2票はいったら、、弱い?指し手を選ぶわけで、、、
で、その対策考えました。
序盤と終盤は、、イチバン強いヤツ(選手権で優勝したとか、、)「激指し」ですか、、が担当。中盤は、、合議で、、とか、、そういう個性が出るような、、が面白いかなあ??と。
通行人 said
あるいは、、序盤中盤なんて、定めずに、、イチバン強いヤツ(選手権で優勝したとか、、)「激指し」に、1点あたえておいて、、3ソフトが、、1三歩で、激ちゃんは、2三角、で同点なら、3ソフト側の手を採用。
激ちゃんが8点、3か2ソフトが7点なら、、激ちゃんの手に確定、、とか、、、
山田 剛 said
皆さんコメントありがとうございます。
あから2010の思考ログが公開されていますので、対局の詳細な内容についても多方面で詳しく研究されると思います。
http://www.ipsj.or.jp/50anv/shogi/20101012-2.html
近いうちにブログの新着記事を書く予定です。