第21回世界コンピュータ将棋選手権は1日目が無事終了し、10チームが1次予選を通過しました。
今回は本番直前になって出場を辞退するチームが多く、1次予選は20チームで10の予選通過枠を争うという、例年よりやや競争率の低い争いとなりました。大震災の影響も大きかったのかもしれません。とはいえ予選通過が楽になることは決してなく、昨年よりもさらにレベルの高い争いとなりました。結果は初出場のSunfish、人生送りバント失敗の2チームになのはを加えた3チームが初の2次予選進出、という新旧の取り合わせとなりました。
対局の内容については、棋譜ライブ中継サイトをご覧ください。Twitterのつぶやきも初日から多く集まっています。コンピュータ将棋選手権ネット中継ブログは今年も対局場の映像や熱気を伝えています。5月5日に予定されているニコニコ生放送の情報もニコニコ動画のサイトに記載され、期待が高まりつつあるようです。
また、いつも悩まされるネットワーク関係のトラブルは今年の初日はほぼ皆無で、実にスムーズに運営することができました。すっかりネット中継がおなじみになった本選手権では、参加者のネットワーク技術も確かなものになっているようです。
きょうはさらにハイレベルかつ過酷な2次予選。戦いは過熱する一方です。
最後に、1次予選の最終順位順の結果をどうぞ(5/8追記: 画像から表に置き換えました)。
5/15追記: 表の表記を見直しました。今まで一部のブラウザで大きく異なる表示になっていましたが、現在は多くのブラウザでほぼ同様に表示されるようになっていると思います。
将棋.navi said
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