第15回ゲームプログラミングワークショップ 2010 (GPW-10)の参加申込受付が始まっています。金曜日を含む週末3日間、紅葉の季節の箱根で開催されるスタイルは今年も変わらず。11月12日(金)~14日(日)ですので、お仕事のある方はお休みのご手配を。
今年もプログラム (暫定版)は盛り沢山。ナイトイベントは今年もGPW杯コンピュータ将棋大会、GPW杯9路盤コンピュータ囲碁大会、GPW杯5五将棋大会。コンピュータ将棋協会主催のGPW杯コンピュータ将棋大会は、世界コンピュータ将棋選手権でのLAN対局のための準備大会の役割を兼ねており、会場のLANに参加者のコンピュータを接続して行われます。なお、ネットでのコンピュータ将棋オープン戦は今秋も行いませんので、このナイトイベントがコ ンピュータオリンピアード金沢大会に続く腕試しの機会ということになるでしょう。
またイブニングセッションでは、清水市代女流王将vs.あから2010でのコンピュータ将棋の勝利を記念して『トッププロ棋士との特別対局 「清水市代女流王将vs.あから2010」を振り返る』が行われます。当協会の毎年5月の例会では、世界コンピュータ将棋選手権を振り返っていますが、今回は秋のイベントということで、はるかに参加人数の多いGPWで行えることになりました。何か新事実が聞けるかも?! これは楽しみですね。
招待講演も豪華。コ ンピュータオリンピアード金沢大会の19路盤部門で優勝したEricaの開発者と、人間との公式戦に勝利したコンピュータポーカーPolarisの開発者が、その技術をたっぷりと伝えます(講演は英語で通訳はなし)。
GPW杯コンピュータ将棋大会は、将棋プログラムがインストールされた、イーサネットへの接続が可能なPCとイーサネットケーブル1本をお持ちくだされば、どなたでもその場でGPW杯コンピュータ将棋大会に参加できます。その場でログインアカウントを作ることもできます。人としての参加者も歓迎します。
年々研究レベルも上がっていると評判のGPWですが、学生など経験の浅い人も気軽に参加できる点はこれまでと同じ。参加費はちょっとお高いですが、学生さんには少し優しいお値段になっています。コンピュータ将棋をはじめとして囲碁や5五将棋、その他の多くのゲームの開発者の方、もしくは興味をお持ちの方、多くのご参加を楽しみにしております。